内容説明
隣の彼ら、一体なに考えてるの?そんな遺和感の正体を「笑い」で分析!最近やたらと騒々しい日中韓の三国関係。近くて遠い国民性・民族意識の違いを、雑学の泰斗・唐沢俊一がプロファイリング。ジョークで解るちょっと毒入り文化論。韓国・中国それぞれの出身である呉善花・石平両氏をむかえての特別鼎談も収録。
目次
前口上 ジョークは国の境?
第1章 笑える?笑えない!?中国ジョーク
第2章 笑える?笑えない!?韓国ジョーク
第3章 笑える?笑えない!?日本ジョーク
第4章 鼎談 日中韓実笑分析(ゲスト:呉善花×石平)
著者等紹介
唐沢俊一[カラサワシュンイチ]
1958年札幌生まれ。高校時代からアニメ・特撮関係のファンクラブを組織。大学時代は芸能プロダクションで働き、イッセー尾形のもとでのアルバイトの他、アニメ・特撮などのファン活動も行ってきた。1988年からライターとなり、サブカルチャー分野中心に活躍。1982年に同好の士と共に作った読書団体『と学会』で有名になる。また、著書を元に製作された番組『トリビアの泉』のスーパーバイザーをつとめ、その後数多くのテレビ番組にコメンテーターとして出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Takuya Nishida
0
日中韓の国民性の違いを笑いのツボで捉えたお笑い本 創氏改名等著者の歴史認識の間違えも多少見受けられるがおおむね納得 大陸は解り易い利己主義、半島は板挟みの日本人には理解不能なマインド、日本は世界的に見ても稀な恵まれた国(その分お花畑)であること理解できる。2017/10/31
けん
0
うーん、正直微妙…。 お笑いネタの数も大したことないし、それに対する考察の部分も正直ちょっと首をかしげる部分が多い。 それに加えて、巻末の対談相手もかなり偏っているので、あまり読むところがなかった。 まあ、ネットの情報をもとに、中韓を理解したつもりになっている若者の認識を、ある程度追認してあげる本? その意味では狙い通りにものに仕上がってるのかなあ?2013/05/21
ノスケ
0
日中韓が登場する海外のジョークの他に、各国内のジョークの紹介。国内ジョークの傾向が国によって違っているのが面白かった。最後の対談で、韓国のジョークは直接的な言葉を好むという箇所があり、最近ロシアで開かれていた会食の開始時間が遅れていた為、会場を和ませようと韓国の大統領が「お腹すいた」と発言していたニュースを思い出した。このニュースを読んだ時、嫌味で言ったのか?と思ったが、韓国式のジョークだったんだと理解できた。2013/09/13
ao-king
0
日・中・韓それぞれの国民性の違いをジョークから読み取ろうという内容。個人的には笑いながら読めたけど、こういう本を読んだらお隣の国の人たちは怒りだすのかしら?2013/07/11
arisaka
0
「日本は韓国と中国が嫌い」「韓国は中国と日本が嫌い」「中国は日本が嫌いで韓国の存在を知らない」というジョークが一番ウケた。近いからこそ違うそれぞれの国民性を海外ジョークから読み解く、比較文化論でもある雑学ジョーク集。2013/03/27