内容説明
チャップリンの命を救った男から、動乱の中で韓国の孤児を救った女性、江戸時代のロボットの始祖、ライト兄弟より早く飛行機の原理を確立していた軍人など、世界をアッと言わせて、魂を揺さぶった日本と日本人の偉業。
目次
第1章 人のために尽くす日本人の無私(絶大な信頼を得た日本人たち;韓国で孤児133人を養育した「カアちゃん」;朝鮮半島の自然を愛し、朝鮮人からも愛された男;韓国の飢餓を救い人口増加に寄与した農学者たち;台湾の先住民集落に「伝導医」として入り込んだクリスチャン;三代にわたり視覚障害者教育に命を燃やした医師)
第2章 他国を救った日本人の真心(国を越えてモンゴル草原の天民となる;モンゴルで「人間育成」に一生を捧げた日本女性;中国の「日本充血吸虫症」を発見し根絶する;台湾、朝鮮、中国に近代病院を建て、医学の基礎を築く;台湾で「戦神」と呼ばれている日本人;国民党軍を再建した「白団」の将校たち;中華人民共和国に空軍を創設する)
第3章 世界を驚かせた日本人の創造力(世界が賞賛する「ものづくり日本」の原点;世界に先駆けて乾電池を発明した日本人;人類初の動力飛行に成功した「航空機の父」;フォード・コダック・エジソンと並び称される発明家;ビニロンを独創開発した高分子化学のパイオニア)
第4章 未知の世界に挑んだ日本の天才(学者・登山家・探検家として前人未到の世界を切り拓いた男たち;世界に認められた「数学の神様」たち;小学校を2年で中退した「植物分類学の父」;イタリアに渡った日本最初の女性洋画家)
第5章 世界を変えた日本人の文化力(中国語辞典の編纂に生涯をかけた日本人;新造和製漢語が東アジアの近代化をもたらした;台湾の近代教育の基礎は「芝山厳精神」と「教育勅語」)
著者等紹介
黄文雄[コウブンユウ]
1938年、台湾生まれ。1964年来日。早稲田大学商学部卒業。明治大学大学院西洋経済史学修士。『中国の没落』(台湾・前衛出版社)が大反響を呼び、評論家活動へ。1994年巫福文明評論賞、台湾ペンクラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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磁石
kitten
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えんどう
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