内容説明
ねずみのアーサーとなかまたちは、ねこのサムソンといっしょに、なかよく教会にすんでいます。ところがある日、らんぼうもののどぶねずみたちに、教会をのっとられてしまいました。さあ、たいへん!いごこちのいいすみかをとりもどすために、アーサーたちがとったさくせんとは?たくさんのねずみたちが、ねこと力をあわせて大かつやく!画面のすみずみまでたのしめます。イギリスで30年以上読みつがれてきた、ユーモアあふれる名作絵本シリーズ。1976年ケイト・グリーナウェイ賞特別推薦作品。
著者等紹介
オークリー,グレアム[オークリー,グレアム][Oakley,Graham]
1929年イギリス生まれ。兵役についた後、美術を学び、劇場やテレビの世界で舞台美術や舞台衣装のデザイナーとして働く。やがて絵に打ちこむようになり、絵本作家となった。1970年代から現在にいたるまで、世界中の子どもたちに愛され続けている。『教会ねずみとのんきなねこのわるものたいじ』は1976年ケイト・グリーナウェイ賞特別推薦作品に選ばれた
三原泉[ミハライズミ]
1963年宮崎県に生まれる。東京大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
44
読み聞かせ(271)シリーズものだと知らずに読みました。悪いねずみたちをやっつけるシーンは圧巻!わくわくしながら聞いていました。ただ、一つ一つの絵が細かいので、大人数の読み聞かせよりも、一人読みや、せめて2~3人がいいかな?2015/01/16
annzuhime
42
図書館本。どぶねずみに住処を追い出された教会ねずみたちの猫のサムソン。どぶねずみから住処を奪い返す作戦を考える。シリーズものでした。どぶねずみたちの表情が凶暴すぎて、嫌そうな顔で見る4歳の三女が面白かった。なぜか最後の1ページだけ文章が長い。長すぎてついていけなくなった三女。早くめくりたくて仕方ない感じでした。2023/07/24
ume 改め saryo
37
このシリーズは意外と風刺が効いていますね。人生観というか ”訓” が至る所にありますね(^^) 作者の性格が愛すべき、猫でありネズミであるのでしょうね(^^)2014/02/21
k sato
36
「教会ねずみとのんきなねこ」シリーズ (*’ω’*)教会ねずみのアーサーと野良猫サムスンは、教会を乗っ取ったドブネズミを退治するべく思考錯誤します!サムスンの機転が利いた作戦でドブネズミを外へ誘導することに成功したのです!居場所を追われた教会ねずみたちの一致団結する様子が、作者のグレアム・オークリー氏によって緻密に描かれています。文字は少ないですが、絵の隅々を探すと教会ねずみ一匹一匹にドラマがあって、読み手が自由に解釈を付けることができます。これが絵本なのだろうなぁと感動しました。2024/02/26
Gummo
26
原題は「The Church Mice Adrift」。小さな町の教会に暮らすネズミのアーサーと仲間たち、そしてネコのサムソン。ある日、町の再開発で行き場をなくしたドブネズミたちに教会が占領されてしまう…。今回もネコとネズミが協力して困難に立ち向かう様子が面白い。サムソンは相変わらず頼りなさそうでいて、いざという時に頼りになる奴。彼が町中から食べ物を集めてくる場面は最高に笑える。ドブネズミのためのレストランの宣伝文句も最高(ギトギトに脂ぎったテーブルが売りになるとはw)。★★★★☆2014/03/02
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