内容説明
東日本大震災で甚大な被害を受けた「三陸鉄道」。地元の人々から“さんてつ”の愛称で親しまれる同路線は三陸の“あの頃の景色”になくてはならない、地元の誇り。震災の翌週には運転を開始するなど復興のシンボルとして走り出した“さんてつ”のこの1年を鉄道写真の第一人者、中井精也さんの心温まる作品とエッセイで綴る。
目次
艱難辛苦を乗り越え、前へ進み続ける!三陸鉄道のあゆみ
Before3・11 三陸鉄道全26駅プロフィール
インタビュー1 代表取締役社長・望月正彦さん―震災時に決意した“さんてつ”が果たすべき最大のミッション
三陸鉄道車両カタログ1 36‐100形・200形
インタビュー2 運行本部長付心得(久慈駅長兼務)・橋上和司さん―駅長が見た3・11久慈駅の現場
鉄道写真家・中井精也撮り下ろし1 新盆の頃
もう一度、見たいと思いませんか…三陸鉄道を彩る春夏秋冬
インタビュー3 旅客サービス部長・冨手淳さん―津波で失われた“さんてつ”沿線の車窓風景
三陸鉄道を彩る春夏秋冬 春編
スペシャルインタビュー1 作家・西村京太郎さん〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うまかぼー
12
三陸鉄道のあゆみや四季の風景、復興に携わった人達の話。いい景色だし乗りに行きたくなるよ。2013/06/18
きいち
4
ボランティアで釜石に行った際、さんてつの駅(とはいえ汽車はまだ動いてない)の前に駅員さんがテーブル出してきて特設コーナーを作りはじめはったので思わず購入。今の皆さんの表情の素晴らしいこと!あとがきのGOODSPRESS編集部の出版の経緯も元気が出る。そうやん、たとえ現地行けなくても、みんなお金使わな!2012/06/21
Asako Wada
2
GWに東北に行くので(さんてつには乗りませんが(^^;;)読んでみた。鉄子でなくても、十分に見応えのある本です。全線復旧まで待てないと思うので、そのうち乗りに行きます‼2012/04/21
Y.Itagaki
2
三陸を旅行中に久慈駅で見つけて即購入。三陸鉄道の車内で読んだ。震災前の美しい写真も多く、いち早く元通りの姿になることを望む。たった2駅分の代替バスで相当しんどかったので鉄道の偉大さを再認識。(田野畑~小本間)2012/04/05
とかげ
1
さんてつ、震災前に乗ろうかと思ったけど疲れて手前で止めてしまったのを少し後悔している。未だに乗れていない。やはり中井さんの写真はなんだかほっとする。今度乗りに行こうと思う。2013/05/11
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