内容説明
すずしい風がふく晩のこと、「今夜はまどがあいてるよ!」という知らせに、コウモリたちは大よろこび。みんなでとんでいったのは…図書館です!なんども図書館にきたことのあるおとなは、お気に入りの「ごちそうの本」にむちゅう。さわいであそんでいた子どもたちも、おはなしの時間がはじまると、すっかりひきこまれて…。絵の中にひそんでいる名作を、いくつ見つけられるかな?2009インディーチョイス絵本賞、2010ワシントン・チルドレンズブック賞、2010ビル・マーティン・ジュニア絵本賞、などアメリカで受賞多数。
著者等紹介
リーズ,ブライアン[リーズ,ブライアン][Lies,Brian]
1963年アメリカのニュージャージー州生まれ。ブラウン大学で心理学と英米文学を学んだのち、ボストン美術館学校で絵画とイラストを学び、新聞に風刺画を描きはじめる。初めて絵を担当した絵本が1989年に出版され、以後、20数冊の絵本を発表している。『コウモリとしょかんへいく』で、2009年インディーチョイス絵本賞など受賞多数
さいごうようこ[サイゴウヨウコ]
西郷容子。国際基督教大学卒。ICU博物館・湯浅八郎記念館、(財)日本野鳥の会の仕事を経て、おもにネイチャー関係の本の仕事に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
58
親の影響で図書館”慣れ”している次男。日本に居た頃の「読み聞かせ」を思い出したみたい。ただし、”ごちそう”の意味がわからず、昆虫図鑑のシーンで”きょとん”としてた・・・。(笑)絵も、コウモリの印象を、もれなく変える温かみで一杯。「読み聞かせ」のシーンがお気に入り。”話”に引き込まれている表情!様々な話のシーンが描かれているのも、”隠し絵”のように楽しめる。読書っていいよなぁ、と感じさせてくれます!2012/10/28
ゆか
46
読友さんから教えていただきました。面白かったです。なんと見落としの多いことか。皆様の感想を読んで、新たにもう一度読み直してみました。娘は、結構気づいていたとのこと。ついストーリーを追うことに夢中になって丁寧に読むことを忘れていました。本の威力ってすごいなあ。最初、かくれんぼなどに夢中になっていた子たちも、すぐに本の魅力にとりつかれています。コウモリ専用の図書館ができればいいね。窓が開くのを待っていたら一年後、なんて、かわいそう。2014/07/13
gtn
45
コウモリの言うとおり、図書館は本当にいい所である。Amazonでさえ扱っていない古本を、無料で貸してくれる。更に、「国立国会図書館デジタルコレクション」の図書館送信資料が、自宅に居ながら閲覧できるようになり、夢が広がった。2022/11/16
昼夜
41
本を逆さまにして読み聞かせしたりコウモリらしさで図書館を楽しんでいるのがいい。2012/01/04
keroppi
37
インフルエンザから解放されて、久々に図書館へ。コウモリたちが、図書館ではしゃいでしまう気分がよーく分かる。やっぱ図書館は楽しい。2018/02/10
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