内容説明
ねずみのアーサーは、ねこのサムソンといっしょにすんでいます。ここは、ねずみがあんしんしてくらせるばしょなのです。でも、のんきなサムソンは、いねむりばかり。もっとなかまがほしくなったアーサーは、町からたくさんのねずみたちをよびよせました。そして、みんなでなかよくくらしていましたが、ある日、たいへんなことがおこって…。たくさんのねずみたちが、ねこと力をあわせて大かつやく!イギリスで30年以上読みつがれてきた、ユーモアあふれる名作絵本。
著者等紹介
オークリー,グレアム[オークリー,グレアム][Oakley,Graham]
1929年イギリス生まれ。兵役についた後、美術を学び、劇場やテレビの世界で舞台美術や舞台衣装のデザイナーとして働く。やがて絵に打ちこむようになり、絵本作家となった。“教会ねずみ”のシリーズは、1970年代から現在にいたるまで、世界中の子どもたちに愛され続けている。『教会ねずみとのんきなねこのわるものたいじ!』で、1976年ケイト・グリーナウェイ賞受賞
三原泉[ミハライズミ]
1963年宮崎県に生まれる。東京大学文学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
64
読み友様からのご紹介本です📙面白くて再読。居眠りしていた猫のサムソン、教会に来ていたねずみたちをついつい追い回してしまう。そのせいでねずみたちは出て行かなければならなくなった🐭ところが、教会のみんなで集めたお金でかった燭台を盗もうとする泥棒が侵入!サムソンとねずみたちは一致協力して泥棒を退治した!大団円。良かったね(#^.^#)これはシリーズ?他にあるかな?とにかく絵が非常に美しいです。勿論、お話もとても面白いです😻😸😻😸2024/10/25
yomineko@ヴィタリにゃん
51
読み友様からのご紹介本です📙鼠のアーサーは優しい猫のサムソンと一緒に教会に住んでいる。モーセが住みやすい場所に仲間を引っ越しさせたという聖書の話を読み、町の鼠を誘い皆で暮らし始める。礼拝時に寝ぼけて鼠を追い回し教会内をめちゃくちゃにしたサムソン、隔離されるが、ある日、教会の皆が大切にしている燭台を盗もうとする不届き者がやって来て。。。2024/03/06
ume 改め saryo
35
表紙に魅かれて手に取りました。 細かいところに対するユーモアがいいですね。 表情や動きや場面設定なんかが、突っ込みどころ満載でとても楽しめました(*^0^*)/2014/02/18
Gummo
26
原題は「The Church Mouse」。小さな町の教会に暮らすネズミのアーサーとネコのサムソンのドタバタ劇。絵もストーリー展開も上手い。原題からするとネズミが主役なのかなw。たしかにサムソンはのんびり屋で子ネズミにもオモチャにされてるんだけど、大事なポイントは押さえてるんだよなぁ。ネズミがしゃべったりネコと協力したりという場面は、映画『スチュアート・リトル』を、泥棒を撃退する場面は『ホーム・アローン』を思い出した。★★★★☆2014/03/02
Cinejazz
25
〝ここは、イギリスの小さな町にある教会。ネズミの<アーサー>とネコの<サムソン>が、仲良く暮らしています。でも、呑気なサムスンは、いつも居眠りばかり。もっと仲間がほしくなったアーサ―は、町からたくさんのねずみを連れてきました。ある日のこと、サムソンが、礼拝中にネズミたちを追い回す騒動を起こしてしまい、教会を追い出されそうになります。そんな折、高価な燭台を狙う泥棒が侵入してきて…〟 教会に棲むネズミとネコが協力しあい難敵に立ち向かう、ユーモアあふれるイギリスの名作絵本シリーズ。2025/05/09