内容説明
進化し続けるIT事情を、プラットフォーム戦略を軸に分かりやすく解説。あのカタカナ用語もサクっと理解できます。
目次
第1部 キーワード、設問、模範解答でサクっと分かる表からでは見えないプラットフォームビジネスの仕組み(クラウド;アンドロイド―多くのIT・家電メーカーが「アンドロイド」採用に積極的なのはなぜ?;スマートフォン―日本の携帯電話は高機能と言われてきたが、話題の「スマートフォン」はそれと何が違う?;iPhoneアプリ―アップルがアプリ市場の活性化に積極的な理由は?アプリ市場参入のメリットとリスクとは?;スカイプ―無料で電話ができる「スカイプ」は電話会社にとって脅威。その仕組みって? ほか)
第2部 読むビジネスセミナープラットフォームビジネスの仕掛け(2011年こそが電子書籍元年だ。;マルチスクリーン・マルチデバイス時代のプラットフォーム戦略。;アルミ筐体というプラットフォーム。;非連続なイノベーションの見極め方。)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だいん
7
昨今の流行のサービスや商品に関する素朴な疑問を列挙し、分かりやすく答えてくれている。誤解を恐れず筆者見解で極論するところも多少あったが、理解を助ける上で適度な範囲であったと思う。書かれていることの多くは1年後には常識になると思う。2010/12/05
rey
5
なるほどと思う部分も多かったが、それと同時にこの手の本は鮮度が大事だと思った。今読むなら「ビジネスモデル2.0図鑑」の方が良いかな。2019/04/21
イブスキ シンイチロウ
3
気鋭のITジャーナリストによるウェブ最前線の幅広いトピックがまとめて紹介されています。クラウドのあり方から現代のプラットフォームの仕組みや流れに至るまで網羅されているので、読んでおいて損はない内容。特に、ウェブ関連でのネタや背景などの予備知識のストックにおすすめです。2011/06/07
Kazkun
2
クラウドの文字で図書館借り。タイトルからは全く想像もしなかった内容だったが、それでも読んでよかった一冊。すなわち、ビジネススキーム解説本であり、いくつもの事例を並べ、なぜこの商売が凄いのかという裏側を見せてくれる。大半のスキームは既に理解していたが、ディズニーとポケモンの違い(ディスニーのキャラクタは固有名詞、ポケモンは種類の名前)は面白かった。これは大学生あたりに読んでもらいたい。2011/08/06
ゆう
1
クラウドやプラットフォームという言葉を耳にするようになって結構経つけれど、なんのことやらいまいち分からない…。そんな私にとっては専門的過ぎないこの本は概要をつかむのに良い本でした。2012/12/09