逆想コンチェルト〈奏の2〉―イラスト先行・競作小説アンソロジー

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  • サイズ B6判/ページ数 323p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198629984
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0093

内容説明

森山由海のイラストから「逆想」された更なる12の物語。

著者等紹介

井上雅彦[イノウエマサヒコ]
1960年生まれ。83年、「よけいなものが」で星新一ショートショートコンクール優秀賞を受賞し、デビュー

橋元淳一郎[ハシモトジュンイチロウ]
1947年生まれ。相愛大学人文学部教授。物理学の参考書、研究書、入門書、科学エッセイなど、著書多数

瀬名秀明[セナヒデアキ]
1968年生まれ。95年、『パラサイト・イヴ』で日本ホラー小説大賞を受賞し、デビュー。『BRAIN VALLEY』で日本SF大賞を受賞

石持浅海[イシモチアサミ]
1966年生まれ。2002年、『アイルランドの薔薇』で長篇デビュー

谷甲州[タニコウシュウ]
1951年生まれ。79年、「137機動旅団」で、奇想天外SF新人賞に佳作入選し、デビュー

小林泰三[コバヤシヤスミ]
1962年生まれ。95年、「玩具修理者」で日本ホラー小説大賞短篇賞を受賞し、デビュー

森奈津子[モリナツコ]
1966年生まれ。91年、『お嬢さまとお呼び!』でデビュー

倉阪鬼一郎[クラサカキイチロウ]
1960年生まれ。97年、『百鬼譚の夜』で本格的にデビュー

牧野修[マキノオサム]
1958年生まれ。92年、「王の眠る丘」がハイ!ノヴェル大賞を受賞し、本格的にデビュー。『スイート・リトル・ベイビー』で日本ホラー小説大賞長編賞佳作

我孫子武丸[アビコタケマル]
1962年生まれ。89年、『8の殺人』でデビュー

森岡浩之[モリオカヒロユキ]
1962年生まれ。「夢の樹が接げたなら」でハヤカワ・SFコンテストに入選(第2席)し、92年、デビュー。『星界の紋章』で星雲賞を受賞

新城カズマ[シンジョウカズマ]
1991年、『蓬莱学園の初恋!』でデビュー(新城十馬名義)。『サマー/タイム/トラベラー』で星雲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪守

5
「量子回廊」での瀬名秀明「For a breath I tarry」のイラストをチェックしたくて読みました。それを確かめられたのがよかったですが、趣味に合う作品が少なかったのが残念。他に面白かったのは石持浅海「心中少女」、谷甲州「産医、無医村区に向かう」です。2010/10/10

ao

1

ゆか@中四国読メの会コミュ参加中

1
[図書館]奏の1でもおどろおどろしい話が多かったけど、こちらはもっと怖い。百舌鳥魔先生とか問題画家とかうえっと思いながら読んだ。我孫子さんの話と谷さんの話が好きかなぁ…。2011/12/19

ext3

1
小林泰三のが、絵に解釈なんか加えないで、そのグロテスクさを表現することに徹しててなかなか面白い。2011/01/25

白陽花

1
前半は面白く読めたけど後半から抽象的すぎてよくわからない。牧野修とか似たようなもの書いてるだなと思ってしまう。新城カズマも、こういう手法で小説を書けるのは素直に凄いと感じるけど、肝心の内容が付いてきていないじゃないかな。瀬名秀明、谷甲州、小林泰三がとくによかった。作者によって、絵をギミックとして扱うかテーマとして扱うかがはっきり傾向がみえるのがこの本の面白いところだと思う。2010/10/11

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