出版社内容情報
天才ギャグ漫画家・赤塚不二夫の一人娘が明かす赤塚家の真実。二人の父と二人の母、はちゃめちゃな笑いと涙の家族の物語なのだ。
内容説明
秘蔵写真満載、実録バカボン一家。
目次
プロローグ 終わりの始まり
第1章 うちはバカボン一家と同じ?
第2章 パパが恋しい…のココロ
第3章 祝!バカ親子復活
第4章 赤塚不二夫はやっぱり「これでいいのだ」
第5章 わたしだって、殻を破るぞ!
第6章 激震!ゆれる家族
第7章 わたしの中で生きている赤塚不二夫
エピローグ 全身ギャグ漫画家
著者等紹介
赤塚りえ子[アカツカリエコ]
漫画家・赤塚不二夫のひとり娘。東京生まれ。1994年渡英。2001年ロンドン大学ゴールドスミス校ファインアート科を卒業。02年よりロンドンのギャラリー「Danielle Arnaud contemporary art」に所属し、現代美術家としても活動中。06年7月に帰国、8月より株式会社フジオ・プロダクション代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミーママ
51
図書館の本。 娘から見た赤塚不二夫。 ほんとに奇想天外な家族だけど なんだかとても素敵❗ 今、ドラマも放送してるので観よう❤ 幼い頃観た『天才バカボン』 『秘密のあっこちゃん』懐かしい! 2018-612018/07/09
たーぼー
50
赤塚不二夫の私の印象は「シェー」と「これでいいのだ」くらいである。そこから何となく気楽な行為に終始する人、という印象が否めなかったのだが、娘から見たこの男の正体は家庭環境、本人の信条も相まってどうやら複雑怪奇のようだ。本書はそんな赤塚の寡黙さと狂気さの饗宴という藝術家としての健全な道理が、どれほど後進に与えた影響が大きなものかを覗い知ることが出来る。例えば「軽井沢ムササビ事件」とやらはタモリ曰く「この世のものとは思えない」ネタらしい。そんなシュールさも醜態も全てが父の魅力、と娘は柔らかな眼差しを送る。2016/11/19
ぶんこ
49
赤塚さんは猫関連での写真を拝見していただけなので、正直素朴なおじさんと思っていましら。この本には若かりし頃の写真がたくさん紹介されていて、意外にもハンサムだったのでびっくりしました。元奥様、再婚された奥様とも美人で姉御肌の明るい人だったのにもびっくり。赤塚さんは頻繁に浮気はするは、お酒が大好きで依存症で苦しんだりと、妻の立場では苦しかったはずなのに、二人の妻や娘にも愛されていました。奇しくも4人の親を持つ一人っ子となったりえ子さんですが、4人からの極上の愛に包まれていたのだなぁと感慨深い。2019/04/19
sibarin♪
35
ぶっ飛んでる。バカだなぁと思う。どこまでも子どものままで 外見だけ大人になって行った、そんな人。不二夫を大きな包容力で見守る二人の女性、そんな両親を心底大好きな娘さん、凄いなぁ。私なら絶対に『これでいいのだ』とは言えない(笑)そういえばこの前、天才バカボンのラストシーンを観た。天才ハジメちゃんの為に家族でアメリカに行くというシーンだった。豪華客船に乗り遅れそうになり救助の浮輪で助けてもらいながらもパパは笑顔で言ってた『これでいいのだ』。要するに 終わり良ければすべて良し?(笑)でも、いい言葉なのよね。2016/04/03
えりっち
12
ドラマを見ていたのでイメージしやすかったです。本当に不思議な親子関係だったみたい。最後にホロリときました。2018/08/08