内容説明
ある朝,お母さんが病気になりました。ペピチェクとアニンカの兄妹は、お医者さんにいわれて、お母さんにあげるミルクを買いに、町へ走っていきました。ふたりはミルクを買うお金をかせごうとして、広場で歌をうたいます。けれども、手まわしオルガンを鳴らしながらこわい歌をうたっていたブルンディバールに、追いはらわれてしまい…?20世紀以降を代表する絵本作家のひとり、モーリス・センダックが、チェコのオペラ『ブルンディバール』にもとづいて描いた、読みごたえたっぷりの絵本。
著者等紹介
クシュナー,トニー[クシュナー,トニー][Kushner,Tony]
1956年アメリカのニューヨーク生まれ。1980年代初めに劇団を設立し、劇作家・演出家として知られるようになる。演劇作品に、1990年代前半にブロードウェーの大ヒット作となり、日本でも上演され、後にテレビドラマ化もされた『エンジェルス・イン・アメリカ』、作曲家ジャニーン・テソーリと組んだミュージカル『キャロライン、またはチェンジ』など。映画の脚本に、スティーブン・スピルバーグ監督の『ミュンヘン』になどがある。1993年ピューリッツァー賞ドラマ部門を受賞したほか、トニー賞を二回、オビー賞を二回など、演劇関係の賞を多数受賞
センダック,モーリス[センダック,モーリス][Sendak,Maurice]
1928年アメリカのニューヨーク生まれ。高校在学中からイラストレーターとして活躍をはじめ、1947年19歳のときに初めての作品を出版。1964年には代表作『かいじゅうたちのいるところ』でコールデコット賞を受賞したほか、1970年には国際アンデルセン賞、1983年にはローラ・インガルス・ワイルダー賞を受賞。また、1996年にはナショナル・メダル・オブ・アーツを授与され、2003年には第一回アストリッド・リンドグレーン記念賞を受賞した
さくまゆみこ[サクマユミコ]
1947年東京生まれ。出版社勤務を経て、フリーの翻訳者・編集者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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