内容説明
無責任で安易な「就農のススメ」に騙されるな！農家の「現実」を明らかにしつつ、安心・確実な農業セミナーから公的資金活用法、未経験者に向く作物、販売方法、業者とのつきあい方、科学的栽培法、農家経営術まで、これ一冊で、本当の「就農ノウハウ」がわかる。
目次
第１章 農業起業・転職は本当に儲かる？
第２章 農業をはじめる前に知っておくこと
第３章 知らないと損をする現代の農家事情
第４章 誰も語らなかった農家の失敗事例
第５章 新規就農を決意したら、さっそく準備
第６章 就農前にマスターしておきたい科学的栽培手法
第７章 後悔しない就農地の決め方・選び方
第８章 農家になった後の秘蔵「経営ノウハウ」集
著者等紹介
松下一郎［マツシタカズオ］
農水省の仕組みに詳しい、現役の施肥技術指導員。ＧＡＰ指導員。土壌・肥料分析に基づいた栽培指導で現場を回る
鈴木康央［スズキヤスオ］
ノンフィクション作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐治駿河
41
序盤で書かれていますが、親族の農地を受け継いだとか販売ノウハウがある人が農業に参入した場合は成功しやすく、そのような人の話は多くの一般人にはあまり良い農業起業の参考にならないことが書かれています。また、それぞれ状況により農業起業の条件が変化することも注意されています。また、後半には農業経営についても語られていますが、やはりポイントとしてはネックとなりやすい販売ですね。農業起業しようと考え始めた方への入門書ですね。2025/02/27
Yukinco
1
農業は仕事である以上、当然の苦労がある。それは分かっていたけど、具体的に書かれていてとても参考になりました。また、農村地帯での生活についても具体的に書かれていて、なるほどーと思いました。2022/07/10
きむきむ父ちゃん
1
「農業という世界は「奇跡」など起きようはずもない。１+１=２の世界。つまり真に実直な世界なのだということを伝えていく義務がある」（本文より） 農で生きるためには脳を使い、能力を発揮して、客と濃密に付き合っていかなければならない。そのためには約束を守ること。つくり続け、出荷し続けることが大事であり一番の近道である。 農を生業とするためには前進し続けなければならない。たとえ失敗しても、それを糧としてとにかく前進することで夢に近づくことができる。 「ホームランを狙うよりもゴロでよい。出塁せよ」（本文より）2015/06/11
テツオ
1
就農するための甘い話ではなく、実際に必要なことを中心に書いてあり、参考になった。2014/06/28
41
1
「農業で儲けたいならこうしなさい」この本が似た内容で読みやすいので、こちらを購入する事を勧めます。2010/06/04
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- 和書
- 国際財務データベース入門
