内容説明
“日本嫌い”のジパノフォヴィアが国を滅ぼす。日本人なのに外人のようなふりをして日本の悪口を言うのはもうやめなさい。「田母神論文」問題でも噴出した“日本人による日本叩き”に通底する自らを賎しめる精神のありようを徹底批判。
目次
第1章 自民党はじつは社会党だった
第2章 オバマ大統領誕生は日本の悲願達成
第3章 日本は“金利自主権”を取り戻せ
第4章 北朝鮮問題は日本問題だ
第5章 ユダヤ人を知らなすぎる日本人
第6章 シナ大陸の戦いは日本の“侵略”ではない
第7章 教育問題は税制問題だ
著者等紹介
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
評論家。上智大学名誉教授。1930年、山形県生まれ。1955年、上智大学大学院修士課程修了。ドイツのミュンスター大学、イギリスのオックスフォード大学に留学。ミュンスター大学哲学博士(1958年)、同大学名誉哲学博士(1994年)。深い学識に裏打ちされた鋭い評論で知られる。第24回エッセイストクラブ賞、第1回正論大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mari
1
民主党の支持団体の危険さに恐れおののく・・・・。「この危険な団体の意見が表面化されるのが怖い、じつに怖い」と渡部さんは言うけど、もう表面化されて実行されてるんちゃうの~?思うと私も怖いよ~。まだ自民党の方が支持基準がまともなぶん?マシなんかも。子供や若者に日本の素晴らしさを伝えることをしなければ、そりゃジパノフォビアになるやん、(涙)日本の国の八百万の神々が泣くよ、ほんま。。。2011/09/20
りんふぁ
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フォビア=嫌悪。自国を愛せない民族は滅びてしまうと思う。正しい歴史を知るのは大切だ。 2014/04/15
Aniani
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近現代史の記述は、日本は侵略国家であり、東京裁判以後の自虐史観に縛られたような内容である。日韓併合は植民地化ではない。歴史学者であれば、正しい歴史認識に基づいた、近現代史を記述すべきで、時代の政治的背景・国際情勢を全く理解していないひどい内容である。GHQ指導の誤った歴史観を何の疑いもなく踏襲しており、読むに耐えない。日本を賤しめるジパノフォビアの一人である。2009/12/03
hiro
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超右寄りな論文というかエッセイ。主張としては、戦後の自虐史観を止めて行かないと、かつてのスペインみたいになってしまうぞ、日本はそんなに悪い国じゃないんだよ、自信を持とうよ、ということ。個人的にはそう思うのだが、口調が強烈なので好き嫌いはありそう。2009/11/26
タカユキ
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もう既にジパノフォビアが溢れている気がしますが、なんとかその意識を変えて、胸を張って「日本人で良かった、日本に生まれて良かった」と皆が言えるようになるといいなぁ。2009/05/29
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