民主国家vs専制国家 激突の時代が始まる

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  • サイズ B6判/ページ数 197,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198626730
  • NDC分類 319
  • Cコード C0031

内容説明

グローバル経済の先に待っているのは、分断と衝突の時代だ!アメリカ外交の大家が日米欧VSロシア・中国の構図を明示し、警鐘を鳴らす。

目次

歴史は繰り返す
夢の終わり
大国ナショナリズムの再燃
ロシアの野望
ロシアとEUの深い溝
中国の台頭
米中の戦い
日本の大国主義
インドと「力の主張」
イランと中東覇権
野心的な超大国アメリカ
民主国家VS専制国家
中国とロシアの怒り
世界で返り咲く先生独裁主義
協調なき世界
イスラム改革主義の望みなき夢
覇権国アメリカの功罪
多極化する世界とアメリカ
民主主義連合への動き
新しい秩序をつくるために

著者等紹介

ケーガン,ロバート[ケーガン,ロバート][Kagan,Robert]
アメリカ屈指の外交の専門家。1959年生まれ。イエール大学卒業後、ハーバード大学ケネディスクールで公共政策・国際関係を学び、アメリカン大学で歴史学の博士号を取得。レーガン政権時代には国務省に勤務し、国務長官のスピーチライター、政策立案スタッフを務めた。ブッシュ政権の外交政策を導いた「アメリカ新世紀プロジェクト」の創設者であり、また、マケイン上院議員の外交顧問として共和党政権の政策形成に貢献してきた。現在はカーネギー平和財団の上級研究員。ワシントンポスト、ニューヨークタイムズ、フォーリン・アフェアーズなどに執筆

和泉裕子[イズミユウコ]
英国国立ロンドン大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

call

0
世界諸相を政治学的立場から論じた本。冷戦終結がもたらしたものは「歴史の終わり」ではなく多極世界の到来と大国の再配置だった。著者はそのアクターとして、ロシア中国日本インドイランアメリカを挙げていた。また、現代の対立軸として大国と大国、自由主義と専制主義、宗教と世俗が挙げられていた。そして大きな枠として「専制独裁主義クラブ」と「民主主義の枢軸」という対立軸を提示していた。今の世界をみると、この書が2009年に刊行されたことに驚かされる。2017/04/16

脳疣沼

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著者がネオコンの代表格と聞くと、なんかトンデモない議論を展開しているのかと思ってしまうが、あまりにもマトモすぎて逆に驚いた。いかにロシアや中国がマトモに動いているかを思い知らされた。国家、国民には野心があるし、歴史的な恨みもあるし、誇りもある。そういった感情に支配されているのがこの世界である。当たり前のことだが、忘れがちな気がする。2014/01/22

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