内容説明
ある日、家に帰ってみると、うみひこくんに大きなプレゼントが届いていました。送りぬしはだれかな?なかみはいったいなんだろう…。大人気絵本作家コンビが描く、新入学生に贈る1冊。
著者等紹介
中川ひろたか[ナカガワヒロタカ]
埼玉県生まれ。保育士、バンド「トラや帽子店」を経て、『さつまのおいも』(童心社)で絵本作家に。多くの園で歌われている「おーいかばくん」「世界中のこどもたちが」(作曲)などを手がけ、CDも多数発表している。そのリズミカルな言葉づかいで繰り広げられるストーリー展開の絵本は、子どもたちや保育士さんをはじめ、多くの読者を夢中にさせている。『ないた』絵・長新太(金の星社)で第10回日本絵本大賞受賞。村上康成とのコンビ、「ピーマン村」シリーズ(童心社)は、大ヒットロングセラー絵本。その他、著書多数
村上康成[ムラカミヤスナリ]
岐阜県生まれ。多数の創作絵本を手がける。その内容は、老若男女を問わず多くの読者から支持され、人気を博している。柔らかな色彩とその画面展開には、独特の広がりや空気を感じられる世界が描かれている。『なつのいけ』(ひかりのくに)で第8回日本絵本大賞受賞。また、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞を受賞した『ようこそ森へ』『ピンクとスノーじいさん』(徳間書店)など、著書多数。伊豆高原には、村上康成美術館がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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pino
84
かわいい本です。我が家にランドセルがやってきた日を思い出しました。さっそく、息子に背負わせると、この絵本のように、ランドセルがやたら大きく感じられ、みんなで大笑いでした。写真も撮りましたが、その顔が偶然にも、表紙の男の子とソックリで、びっくりしました。ちょっぴり照れたような、誇らしいような・・・その日、息子が、たどたどしい字で書いた紙が捨てられずに、今でも取ってありました。「きよう らんどせるがきたよ もすぐ いちねんせい こくごする」なつかしいなぁ。そんな むすこも もすぐ だいがくいちねんせい よてい2012/08/22
masa@レビューお休み中
49
ある日送られてきた箱。箱を開けてみると、そこには新しいランドセルが入っていた。おじいちゃんからのプレゼントに大喜びするうみひこくん。ランドセルって、たしかにはじめて手にしたときの感動とか、衝撃ってありますよね。はじめてのもの、はじめてのことって何でもそうなのかもしれないですね。うれしくって、みんなに見せたくなるのでしょうね。そして…うみひこくんが最後にした行動も好感もてちゃいます。忘れてなかったんだね。2012/08/13
chiaki
42
新入学生への提供本のひとつ。幼稚園から帰ったうみひこくんの元におじいちゃんからプレゼントが!開けてみると、うみひこくんの大好きな青色のランドセル!!まだまだランドセルが大きく見えるけど、6年生になる頃にはきっと背中が大きく、ランドセルが小さくなってるね♪元気いっぱいの小学校生活が送れますように…。“だいじなことをわすれてた。”からのラストがいいですね♡2021/05/15
ぼりちゃん
35
中川ひろたかさんと村上康成さんの絵本、息子の産前からとーってもお世話になっていて母は大好きなコンビ。 理由あってランドセルの購入が遅くなったわが家。保育園でまわりのお友だちがランドセルの話をするたび「僕のランドセルはいつ来るのかなぁ?」と不安そうにしていた息子を思い出した( ´^`° )ゴメンヨ そんな息子もやっぱり、ランドセルの箱を開ける時はピカピカの笑顔だったなぁ。 カバー袖の著者プロフィールはなんと、中川さんも村上さんもランドセル姿が!こういうの、素敵!! 6歳2021/05/23
みっくす
26
小学生になる長男に。おじいちゃんにもらった青いかっこいいランドセル。うれしくって荷物を詰めてお出かけしたくなるよね。ランドセルのロックしないで、お辞儀の鉄板ネタに楽しそうに笑っていました。いつか隣のお兄ちゃんみたいにランドセルが小さくなるころが来るんだよね。2017/03/15