内容説明
気をつけて!ここにケーキをどろぼうが。絵の中からお話を見つけよう。何度見ても見あきない、ヨーロッパで大人気のユニークな絵本。オランダ・銀の絵筆賞受賞作。
著者等紹介
テー・チョンキン[テーチョンキン][The Tjong‐Khing]
1933年、インドネシアのジャワ島に、中国系オランダ人として生まれる。新聞などで漫画家として活躍した後、66年から子どもの本のイラストを手がけるようになり、78年に、オランダでもっとも優れた子どもの本の絵に与えられる「金の絵筆賞」を初めて受賞。オランダ児童書界で長年活躍している指折りの絵本画家の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
74
先週読んだ「ケーキをもってピクニック」の前の作品。犬の夫婦が作ったケーキを、ネズミの泥棒が奪って逃げる。なるほど、それで「ピクニック」ではネズミ達が濡れ衣を着せられていたわけだ。今回はケーキ自体に仕掛けはないが、登場人物みんなが「あっ」と驚く大変なハプニングが起きる、という趣向。その後、どうなるかを追うのも楽しいし、そもそもなんでそうなったのかを振り返って見るのも楽しいし、メインのストーリーにからまなくても、誰が何をしてどうなっていくのかを追うのがひたすら楽しい。あと、カメレオンの透明感がすごかった。2016/07/15
りーぶる
18
言葉のない絵本。ケーキの行方を追いながら、サイドストーリーを自分で展開させていく。あちこちに追いかけるべきキャラクターがいて楽しい絵本でした。(4歳)2021/02/15
しぃ
14
探す系は見つけたらとりあえず長男の為に手に取ります。これはなかなかのヒット!それぞれのストーリーに注目しながら何回も繰り返し読んでいました。2023/11/04
たまきら
10
色々なことが同時進行で起こっていくので、読みごたえがあります。オタマさんり~り~と一緒に真剣に読んでました。2015/07/20
そうさん
9
5歳2ヶ月。文字がない絵本。ケーキを探すことに子どもは集中していたが、その周りの人たちのことも、追いかけていくとさらに楽しめると思う。2019/10/03
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