内容説明
見渡す限りの砂塵。傍らの突撃銃と残骸になった軍用ヘリ。そして、失った記憶と謎の文献…。未知の新油田を巡り、伝説の傭兵が今、甦る。大藪賞作家が放つ超大作、国際謀略サスペンス。
著者等紹介
笹本稜平[ササモトリョウヘイ]
1951年、千葉県生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。出版社勤務を経て、海運分野を中心にフリーライターとして活躍。2001年、『時の渚』(文藝春秋)で第18回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。2004年には『太平洋の薔薇』(中央公論新社)で第6回大薮春彦賞を受賞。壮大なスケールで冒険・謀略小説を、緻密な設定でサスペンスを構築する気鋭作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chimako
77
ようようの読了。二段組385ページ小さなフォント、ガッツリ2冊読んだ気分。主人公は元傭兵の檜垣。だが記憶をなくし自分のことが分からない。もちろん他人のことも分からない。砂漠の真ん中で何とか命をつなぐ檜垣。そんな彼を救ったのはポリサリオ戦線総司令官を名乗るアラブ人マンスール、そして自衛官で外務省勤務の日本人 牛島が近づく。ヒガキには妻がいたらしい。が、全く覚えていない。少しずつ、ほんの少しずつ檜垣の全容が明らかになる。誰が敵で誰が味方なのか。最後まで興味を無くすことなく読み終えたがいささか長かった。2019/05/03
コリディ
10
5点。読んだはずだが記憶無し、それだけ内容が薄いのか?雰囲気はあるのだが、国際防諜戦では落合信彦、ハードボイルドでは船戸与一に負けてます。都合がいい記憶喪失?最愛の妻?PTSD?笹本さんは山が舞台の方が良いですね。2017/07/29
eitah
6
世界で活躍する日本人傭兵。面白かったけど、結末がイマイチかな。2016/04/16
オーウェン
5
目覚めるとそこは広大な砂漠。 ヘリの残骸に残っていた檜垣耀二というパスポート。 失った記憶を呼び戻すため、西サハラという架空の国で傭兵として活動していく。 笹本さんのサバイバル小説だが、着地点が見えづらい部分がある。 それに奥さんを話に絡めるなら、もっと前の方で振っておかないと印象が薄い存在に。 銃器や軍描写はいつものように詳細だが、「太平洋の薔薇」や「グリズリー」までのめり込みはしなかった。2019/08/16
chuji
4
久喜市立中央図書館の本。2008年4月初版。初出「問題小説」2006年12月号~08年4月号。大幅に加筆・修正。A MAN ON THE LARGEST DESERT IN THE WORLD.冒険活劇小説。笹本著作読み漏れ本。2025/10/26
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