内容説明
食べるのにこまったねずみの親子、プッツとピープスは、こまったときに助けてくれるという、こびとの村をさがしにいくことにしました。ようやく二匹がたどりついたのは、うつくしい花が咲きみだれるこびと村。虫たちの羽に色づけするペンキ屋、仕立て屋、とびきりおいしいケーキ屋など、いろいろな仕事をするこびとたちがいます。こびとたちに親切にしてもらったプッツたちは、やがて、実りのお祭りにくわわることになり…?ドイツで長いあいだ読みつがれてきた、あたたかで楽しいおはなし。小学校低・中学年~。
著者等紹介
ハイネマン,エーリッヒ[ハイネマン,エーリッヒ][Heinemann,Erich]
1929~2002年。1957年から1987年まで、地方上級公務員として働く。1969年にドイツの冒険小説の人気作家カール・マイの作品や人生を研究する「カール・マイ協会」を設立し代表を務めるかたわら、物語の創作や編集にたずさわる。本書の画家バウムガルテンと組んで作った絵本は多数あり、現在も親しまれつづけている
バウムガルテン,フリッツ[バウムガルテン,フリッツ][Baumgarten,Fritz]
1883~1966年。石版画家となるための教育を受ける。1900年からはライプチッヒ王立アカデミーで、1903年からはドレスデン王立造形美術アカデミーで学び、さらにミュンヘンで勉強を続ける。絵葉書や絵本の絵の仕事を数多く残している
石川素子[イシカワモトコ]
1962年東京生まれ。10歳から13歳まで旧西独に滞在、現地の小学校・ギムナジウムに通う。東京大学大学院人文科学研究科独語独文学専門課程修了。ドイツ語圏の昔話・児童書の研究、翻訳に従事。吉原素子の名での著訳書もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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