内容説明
人はなぜ、永遠の生命を求めるのか。交錯するさまざまな思惑。いくつもの事件がひとつに絡み合ったとき、意外な真実が浮かび上がる!?本格推理の気鋭が放つ傑作推理。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょん
8
すべての短編が「人体の冷凍保存」に絡んでいる。読んでも読んでも同じテーマなので、中だるみや飽きが出てきた。2014/01/17
星落秋風五丈原
3
人はなぜ、永遠の生命を求めるのか。交錯するさまざまな思惑。いくつもの事件がひとつに絡み合ったとき、意外な真実が浮かび上がる!? 本格推理の気鋭が放つ傑作短編集。2007/07/20
秋芳
1
「冷凍睡眠」をテーマにした短編集。 様々な理由、様々な背景からコールドスリープを望む人々、コールドスリープに関わる人々の様々な物語を描く。コールドスリープの設定はどの話でも共通で、科学的な部分にもブレは少ない。 それでいて毛色の違った物語を展開する筆力は素晴らしい。さながら一人アンソロジーの様でもある。 それぞれの物語を楽しむだけでなく、今度はどんな風に冷凍睡眠が出てくるのか、も楽しめる一冊。2007/09/19
へいぞー
1
人体の冷凍保存を軸にした、短編集?連作集?登場人物が直接繋がる訳ではないので、冗長な印象でした。短編だから仕方ない部分もありますが、登場人物達に魅力がなかった。2020/12/19
hinata
1
現代の医療では治療できない病にかかったら、未来に希望を託して冷凍睡眠に入りますか?どうも完璧な解凍はできないようで、そこにクローンが登場。脳だけ自分ので他は借り物、そうやって何十年も先に生き返ったとしても、きっと「浦島太郎」状態。寂しくて死にたくなるかも2014/07/01