内容説明
中国人のDNAに組み込まれ、集団的潜在意識となった「孫子の兵法」。戦略論のみならず、処世術、交渉術として「孫子」を読み直し、中国ビジネスに突破口を開く実践ガイド。
目次
第1部 孫子式交渉術(交渉の席に着く前に;戦略;交渉開始;紛争の解決;最後の詰め)
第2部 孫子の兵法(始計―敵と味方の持てる力を査定する;作戦―戦を行うときの心得;謀攻―謀をもって勝つ;軍形―勝つ態勢を作る;兵勢―正法と奇法を用いる;虚実―水のような柔軟さを持つ;軍争―迂回戦術をとる;九変―柔軟な戦術変更を行う;行軍―進軍する上での注意;地形―その土地は一体どういう土地なのか;九地―その地形にどう対処したらよいのか;火攻―戦いにおいていかに火を用いるか;用間―スパイは必要不可欠である)
著者等紹介
ブラーム,ローレンス・J.[ブラーム,ローレンスJ.]
北京在住の政治経済学者、法律家。フォーチュン500の企業や多くの多国籍企業に対し、中国投資についてのアドバイスを行うナガ・グループのマネージング・ダイレクター。また近年、個人としてレッド・キャピタル・スタジオを設立、中国についてのマルチメディア制作に打ち込んでいる。20年以上にわたる中国投資のアドバイザー、法律家としての経験を踏まえ、中国の法律、財政、金融改革について多くの著書がある
田口佐紀子[タグチサキコ]
早稲田大学英文科卒。マラヤ大学語学研究所、中国語研修学校に学ぶ。北京外文出版社勤務を経て、翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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