チャーリー・ボーンの冒険
時をこえる七色の玉―チャーリー・ボーンの冒険〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 349p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784198621377
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

チャーリー・ボーンは、写真から声や音が聞こえるというふしぎな力を持つ十歳の男の子。ある日、通っている“ブルーア学園”に、自分そっくりの少年ヘンリーがまばゆい光とともにあらわれた。ヘンリーは百年近く前の学園から、魔法のガラス玉で未来へ飛ばされてきてしまったという。ブルーア校長の祖父で、当時まだ子どもだったイジキエルにだまされて…。特別な力を持つ“めぐまれし者”、チャーリーと仲間たちは、老人となった今でもヘンリーをにくんでいるイジキエルの魔の手から、ヘンリーをかくまおうとする。ところが、嵐を呼べるタンクレッドは親友とけんかして学校をとび出し、衣類から持ち主の感情が読み取れるゲイブリエルは、落ちていた革手袋をはめるなり気絶してしまうなど、仲間たちに次々と異変が!ヘンリーとチャーリーの関係とは?そしてチャーリーたちは、ヘンリーを守ることができるのか…?見つめると別の「時」へ行ってしまう魔法の玉、校舎をうろつく「黒い女」、残忍な中世の魔術師との出会い―なぞとひみつ、悪いたくらみが渦巻く学園を舞台に、チャーリーと仲間たちが悪と戦う冒険ファンタジー。英米で大人気のシリーズ、第二巻!小学校低・中学年から。

著者等紹介

ニモ,ジェニー[ニモ,ジェニー][Nimmo,Jenny]
1944年生まれ。イギリスの児童文学作家。舞台女優、BBC(英国放送協会)の子ども番組の制作などの仕事を経て、27歳から物語を書きはじめ、これまでに50冊を越える作品を出版している。1986年に“The Snow Spider(『雪のクモ』未邦訳)”がスマーティー賞を受賞。1997年の“The Owl Tree(『フクロウの木』未邦訳)”で二度目のスマーティー賞受賞、ほかの本でもカーネギー賞やウィットブレッド賞にノミネートされるなど、高い評価を受けている

田中薫子[タナカカオルコ]
1965年生まれ。子どものころ、米・豪で計五年半暮らす。慶應義塾大学理工学部物理学科卒。ソニー(株)に入社、英語教材の企画などを担当。退社後、児童書の翻訳に携わる

シェリー,ジョン[シェリー,ジョン][Shelley,John]
イギリス、バーミンガム生まれ。美術学校でイラストレーションを専攻。1983年からロンドンでフリーのイラストレーターとして活動を始め、1987年より日本在住。広告、絵本を中心に幅広く活動。初めての絵本『ザ・シークレット・イン・ザ・マッチボックス』で、1989年英マザーグース賞に入賞、アメリカではペアレンツチョイス賞を受賞。近年は、絵本、挿絵の分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふぉみか🍊

3
写真から声が聞こえるという不思議な力を持つチャーリー・ボーン。そんな彼の前にある日、百年近く前から来たという自分そっくりの少年ヘンリーが現れる。七色に光る魔法の玉を手にしながら…。 果たしてヘンリーは一体何者なのか。 ブルーア学園校舎をうろつく“黒い女”の正体とは。 今回も、悪謀渦巻く学園で、様々な困難がチャーリーと仲間たちを襲います。 それでも諦めない彼らが本当にかっこいい。 後半の息を呑むような熱い展開に涙。2020/07/02

timeturner

2
『Henry and the Guardians of the Lost』だけ読むとハッピーエンドだったけど、これを読んじゃうとそうは問屋がおろさないことがわかる。しっかし、よくまあこれだけ次から次へと考えつくものだなあ。2017/04/01

dai

1
チャーリーの力も増して仲間も増えて。2020/07/05

こしあん*+.゜

0
チャーリーの遠い親戚、時を越えてやってきたヘンリーがキーパーソン。学園の面々の個性がはっきりしてきて、読んでいて楽しかったです♪巻末の家系図もついじっくり見てしまう…。次巻以降はチャーリーの父親の行方、そして孤独な少年ビリーの未来が特に気になるポイントです。2013/03/10

そら@真面目にダイエット中

0
新たな仲間や、オニマス氏の奥さんなんかも出てきたり、ブルーア学園の秘密や赤の王の秘密なんかも少し明らかになり、ハラハラドキドキの展開です。2009/08/25

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