遺伝子神話の崩壊―The Dependent Gene「発生システム的見解」がすべてを変える!

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  • サイズ B6判/ページ数 477p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198620868
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C0040

内容説明

目の色、髪の色でさえ、遺伝子は、何も決定しない!私たちの常識は、この本で、粉微塵に粉砕される!今、この世界は「発生システム的見解」という新しい知見に完全に移行している!!ライフサイエンスの実際の現場を活写した必読、瞠目の書。

目次

第1部 我々はどこに行こうとし、どこにいたのか(アリストテレスの驚きから道が2つに分かれるまで―発生についての遺伝学のこじつけ;ゴルドンの優生学が示したこと―行動遺伝学と遺伝率;双子に耳を傾けて―双子の研究についての批判)
第2部 生物学背景(従属する遺伝子―生物学の基本とDNA;走っている鼻、匂いをかいでいる足―発生学入門;脳の基本―発生神経科学からもたらされた新事実)
第3部 発生システム(影の中の亀―性的特徴の発生;オランダのひもじい冬と帽子を被ったネコ―出生前の環境はどのように我々の形質に影響を与えるのか;ヒヨコの靴と猿の食物―出生後の微妙な経験の違いがもたらす大きな影響;トルネード、星、そして人類―発生システム的展開)
第4部 発生と進化(現代総合説―母なる自然は何を選択するのか;遺産―我々はどのようにして自身の環境を得るのか;発達した筋肉と顔面の毛について―「遺伝性」、「獲得性」そして「先天性」再考;胎児段階の猿―発生と進化の統合の帰結)
第5部 含意(牛が飛ぶ時―遺伝子決定論の完全なる消滅;ベル・カーブを変える―教育の潜在的重要性;自由にはお金がかかる―複雑さと責任;医学の驚異―遺伝的および環境的治療が意味すること;クローニング技術の開発―新しい再生技術の意味するもの)

著者等紹介

ムーア,デイヴィッド・S.[ムーア,デイヴィッドS.][Moore,David S.]
ピッツアー大学とクレアモント大学院心理学科教授。ハーバード大学にて発達心理学博士号を取得。博士号取得後ニューヨーク市立大学で研究員

池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947年生まれ。生物学者。早稲田大学教授。東京都立大学大学院理学研究科修了。理博

池田清美[イケダキヨミ]
1981年生まれ。東京大学法学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

海野藻屑

1
遺伝子一つでは何も決定することができないそう。2017/05/06

takao

0
ふむ2025/05/11

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