内容説明
20歳。おとなになる芽衣を待つ恋の行方と自分探し。そして決断の時―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
七色一味
10
読破。ネタバレあり。大学生となった芽衣。揺れる恋心、漠然とした将来への夢と、表題どおりのそれぞれの分かれ道。結局、過去は過去として封印され、伯母はロンドンへと旅立つ。軽井沢のあの家を、芽衣に残して。2013/10/14
tokotoko
2
医者の一人娘で文学部学生の芽衣。高校時代からの恋人もいて、恵まれた環境で育つ中、成人式を迎え、進むべき道について悩む。舞台が東京や軽井沢で、登場人物の話し言葉もちょっと古風で、遠い世界だったが、意外と想像して楽しんで読めた。芽衣の身近にいる大人の両親や伯母夫婦の生き方が対照的。自分も高校生から20歳前後まで、親の価値観と合わず、悩んだなぁ・・・・と思い起こしたり。「分かれ道にたった時、少し上を向いて進んでいこう」という言葉をはじめ、登場人物の言葉がとてもいい。読後、初心に戻れそうな気がした。2013/01/12
ゆうひ
0
☆☆●●●2009/09/11
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