ラブレター

オ スヨン【著】/金 暎姫【訳】《キム/ヨンヒ》

徳間書店（2004/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 303p／高さ 19cm
• 商品コード 9784198619206
• NDC分類 929.13
• Cコード C0097

内容説明

両親と死別し、叔母の家でつらい日々を送っていたウジン。ある日現れた叔父のペドロ神父に引き取られ、母が呼んでいたという洗礼名、アンドレアとして成長する。高校生のとき、両親を亡くしてやってきた娘、ウナを優しく受け入れるアンドレア。彼を愛するようになったウナは、告白できないままアンドレアに神父になる決意を打ち明けられ、想いを胸にしまいこむ。ともに医学部に合格したアンドレアとウナはソウルの大学に入学。そこで、同じ名前を持つウジンと出会う…。

著者等紹介

オスヨン［オスヨン］
１９６８年ソウル生まれ。梨花女子大哲学科卒。ＭＢＣ放送文化アカデミーを経てドラマ作家に。ウォンビン主演『クァンキ』（００）、チャン・ドンゴン主演『イブのすべて』（００）の後、『秋の童話』（００）で一躍注目を浴びる。『冬のソナタ』（０２）の脚本にも参加、『ラブレター』（０３）でも純愛を描き、韓国で最も人気を集める作家となる。『秋の童話』『ラブレター』では小説も執筆。現在はパリに在住

金暎姫［キムヨンヒ］
和光大学人文学部卒業。商社勤務を経てフリーの通訳、翻訳業に。韓国専門放送ＫＮＴＶで数々のドラマの字幕翻訳を担当。現在も字幕翻訳を中心に活動中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[すみっちょ]

一気読みしたけど、重かった…自分の気持ちに素直になれない不器用な人ばかりで、生い立ちやしがらみや宗教が複雑に絡んで身動き取れなくなって、読んでる側としてはもどかしい気持ちでいっぱいでした。親の因果が子に報い、という複雑な家族関係が韓国ドラマらしかったです。チョン・ウジンはイヤなヤツと思ってたけど、彼も辛かったんだなと思うと最後は許せる気がしました。

2023/04/23

[ruri]

さすがアジアのラテンといわれるくらい韓国の愛の表現は熱い。アクセサリー 砂浜 海 豊かな言葉の力で場面にが広がるようで、作品にうっとりしてしまう。

2016/01/04