爆弾証言―9.11からイラク戦争へ すべての敵に向かって

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  • サイズ B6判/ページ数 366p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198618674
  • NDC分類 319.53
  • Cコード C0031

内容説明

国際テロ組織アルカイダの大規模攻撃が迫っていると、度重なる警告を受けたにもかかわらず、ブッシュ政権は何の対策もとらなかった。そして2001年9月11日、同時多発テロ勃発。9・11後はアフガニスタンへ形ばかりの攻撃をしたのち、アルカイダとのつながりもなく大量破壊兵器も持たないイラクへの攻撃に踏み切った。3人の大統領のもと10年にわたってテロ対策の中枢を担ってきた男が、現ブッシュ政権の欺瞞と裏切りを告発する。国際テロの時代を生きるすべての人必読。

目次

第1章 ホワイトハウスからの撤退
第2章 イスラム世界への闖入―ロナルド・レーガン
第3章 未完の使命、不測の結果―ジョージ・H.W.ブッシュ
第4章 過熱する反米テロ―ビル・クリントン
第5章 対イラン一触即発―1996年
第6章 アルカイダ現わる
第7章 アメリカの対テロ戦略
第8章 アルカイダを滅ぼすべし
第9章 ミレニアム・テロ警報
第10章 9・11の前と後
第11章 正しい戦争、間違った戦争

著者等紹介

クラーク,リチャード[クラーク,リチャード][Clarke,Richard A.]
1973年に国防総省入省。79年に国務省政治・軍事局に軍事分析官として移り、以降国務省のテロ対策・安全保障の専門家として、旧ソ連アフガン侵攻、旧ユーゴ問題、インド・パレスチナ問題から第1次・2次湾岸戦争まで、今四半世紀の米国対外政策の最前線で活躍。レーガン政権下で国務省情報担当次官補代理、先代ブッシュ政権下で政治・軍事問題担当国務次官補となる。92年からテロ対策安全保障グループ(CSG)議長となるとともに、国家安全保障会議(NSC)のスタッフに加わる。クリントン政権下でも同職に留まり、98年5月には国家調整官となり、テロ対策全般の指揮をとる。現ブッシュ政権成立時から一貫して「アルカイダの危険性」と「本土防衛強化の必要性」を訴えるも受け入れられず、9・11後サイバースペース・セキュリティ担当大統領特別補佐官に転任、2003年5月ホワイトハウスを去る。2004年3月23日、24日に行なわれた「9・11委員会」の公聴会で「ブッシュ政権は9・11を防ぐことができた」「ブッシュ政権は問題をすり替え、不必要な対イラク戦争に踏み切った」と告発、内外で大きな波紋を呼ぶ

楡井浩一[ニレイコウイチ]
北海道大学卒業。英米のノンフィクション翻訳で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yokmin

0
9・11後の課題は、イスラム原理主義武装組織アルカイダに対抗できるイデオロギーを作りだすことだ。なぜなら、わたしたちの直面する脅威のほとんどは、イデオロギー的なもの、つまり宗教の曲解だからだ。爆弾や銃弾、手錠や牢獄では、そのイデオロギー的挑戦の根本原因に対処することは出来ない。わたしたちはイスラム教徒の友人と共同で、数年かけてイデオロギー的かつ文化的な対応策を作り上げなければならない。多くの国で、ほぼ半世紀近く共産主義と戦ったときと同様・・・・より力強い魅力的なイデオロギーを用意するのだ。2012/06/30

TAMON BOLIVAR

0
ブッシュJr政権まで、テロ対策の責任者を務めてきた人物による暴露本。テロに大きな影響を与えてきたアルカイダやアフガニスタンを軽視する一方で、イラクとの戦いにうつつを抜かしてきた政権を痛烈に批判している。2025/02/21

ゆうろう

0
ブッシュ(子)政権がいかにアルカイダをみくびっていたか、また石油利権欲しさにイラク侵攻を企んでいたかがよくわかった。歴史にもしはないが、もしもクリントン政権が2001年も続いてたら、あるいは「ゴア新政権」となっていたら、9.11同時多発テロは防げたかもしれないし、そうでなくともイラク戦争には行き当たらなかったろうに…。アメリカの大失政だと思う。なお、本書では誤訳と思われる箇所が散見されたのは残念だった。コーストガードが「湾」岸警備隊と訳されてたり、特にP171の「ワシントン行きのシャトルバス」は酷かった。2021/11/12

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