内容説明
現在のブッシュ・バッシングは、大手メディア・一部知識人による大統領選に向けての破れかぶれのキャンペーンに過ぎない。事実は、そしてワシントンの本音は、まったく違う。アメリカは中東を抑え、国連を、EUを、ウォール街を押さえつけ、今まさに「カネ余り、モノ余りの新しい世界」の幕を切って落とそうとしているのである。「ワシントン・リポート」の日高義樹が、転換期を生きる日本人に向け、アメリカの本音を余すところなく語る。
目次
第1章 誰が石油の値段を高くしたか
第2章 二〇〇四年ブッシュ大統領は大勝利で再選される
第3章 誰が「金」の値段を高くしたのか
第4章 理由なくドルの交換レートが変動する
第5章 誰がジョージ・ブッシュをホワイトハウスに入れたのか
第6章 日本人が知らないアメリカ
著者等紹介
日高義樹[ヒダカヨシキ]
1935年名古屋市生まれ。東京大学英文科卒業後、59年にNHKに入社。外信部、ニューヨーク、ワシントン支局長、米国総局長を歴任後、ハーバード大学客員教授に就任。現在はハドソン研究所首席研究員として、日米関係の将来に関する調査、研究にあたっている。TV番組「日高義樹のワシントン・リポート」でも活躍中。著書多数
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