内容説明
世界一強い女の子ピッピがおとなりにひっこしてきた!それからはまいにち、たのしいことばかり!ピッピの生まれた国スウェーデンで世代を超えて愛されているピッピの絵が初めて日本にお目見えしました!元気いっぱいの「ピッピ」と友だちになってね!5歳から。
著者等紹介
リンドグレーン,アストリッド[リンドグレーン,アストリッド][Lindgren,Astrid]
1907年‐2002年。スウェーデンに生れる。1944年『ブリット・マリはただいま幸せ』で出版社主催の少女小説コンテストの二等賞を得て、デビュー。以後、児童書の編集者として働きながら数多くの作品を発表し続けた。『長くつ下のピッピ』『やかまし村の子どもたち』など、世界中で愛されている数々の物語を生み出し、『子どもの本の女王』と呼ばれた
ニイマン,イングリッド・ヴァン[ニイマン,イングリッドヴァン][Nyman,Ingrid Vang]
1916年‐1959年。デンマークに生れる。45年アストリッド・リンドグレーン作『長くつ下のピッピ』のイラストで成功を収め、他の作家の作品のイラストも担当。その後、リンドグレーンと直接打ち合わせを重ねながら作品作りを続け、『ピッピ船にのる』『ピッピ南の国へ』『やかまし村シリーズ(初版)』などのイラストを手がける
いしいとしこ[イシイトシコ]
1944年生まれ。同志社大学卒業。スウェーデンのルンド大学でスウェーデン語を学ぶ
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
55
読み聞かせ(309)子供が読んでくれと持ってきたので、読みました。ピッピのやさしくて力持ち具合に、みんな釘付け!ピッピの型破りなところも、気に入ったようです。読むには、ちょっと長いですが、楽しめます。2015/01/30
ぶんこ
37
長くつ下のピッピは有名ですが、読んだことがなかったので、読んでびっくり。こんな破天荒な女の子だったとは。小さな女の子が一人暮らしで、しかもお金持ち。料理だろうと、なんでも一人で作ってしまいます。破天荒ぶりに驚くものの、小さい頃に憧れる要素満載で、自分で空想して描いたよう。家族がわずらわしかったり、お金があったらと思ったり。それが全部叶えられているピッピは憧れの存在でしょう。絵もはっきりしていて良かったです。2024/09/19
chiaki
31
北欧っぽい色鮮やかなこの挿絵で読みたくて。幼少期、ピッピの破天荒さが大好きで本気で憧れていました。今そのピッピを我が子たちもDVDを観て大好きに。これは絵本でさらりと読めるので子どもたちも気に入ってます。クッキー500個!?三つ編みしながら、後ろのボタン止めれるの!?え、それシャンプー!?ブラシの靴いいなぁ…、ゆかにおりないあそび!!!もう驚きとわくわくでいっぱい。ピッピがトミーとアニカに宛てた手紙の辿々しさに胸キュンです。巻末の着せ替えも可愛い!コピー取って遊んでます♪2020/05/29
majsan
23
スウェーデンと言ったら、長くつ下のピッピ!もちろんイングリッド・ニイマンの挿絵。こんなにカッコいい女の子って他にいるのかしら?スウェーデンの子供達が夢中になるのも頷けます。うちの子はよく友達と一緒に、地面に足が着かない遊びを保育園でしていたようです。卵を食べたら、卵は髪の毛にいいってピッピが言ってたとコメントするし、ピッピの仮装をして遊んだりもするし、彼女の影響は大きかったようですよ。家にある本は、スウェーデン語版で夫が子供の頃に読んでいた本です。なのでかなりボロボロ。2013/08/03
たまきら
19
駆け足でいろいろなエピソードが展開されてしまうのが残念なぐらい、魅力的な挿絵です。寝る前に読むには要注意!あ、あぶなかった~!おたまさんはパンケーキにえらく反応してました。2015/11/18