内容説明
「はまじ」って何?食べ物?いいえ。さくらももこ作の漫画『ちびまる子ちゃん』に登場する人物のひとりです。同作品は作者いわく「エッセイ漫画」で、さくらさんが小学校三年生だった頃の思い出に基づいて物語が構成されています。「はまじ」は、実際に彼女と同じクラスに在籍していた浜崎憲孝がモデルとなっています。そんな「はまじ」本人が当時の三年四組の仲間、思い出、そして現在について書き記したのがこの本なのです。
目次
1章 三年四組(実在の三年四組;クラスメートを訪ねて)
2章 『ちびまる子ちゃん』登場人物の「今」(たまちゃん;野口さん ほか)
3章 『ちびまる子ちゃん』の頃(学校と暮らし;清水のこと)
4章 「さくら」と「僕」(さくらの実家で;UFOと僕。そしてさくら。 ほか)
5章 はまじの「今」(スイミング;水泳大会 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エヌ
4
想像していた内容と違って残念。 はまじは行動力はあるけど。。。 ちょっと引いた。ちょっと怖い。 私には不快な一冊でした。残念。 2020/01/19
mommo
1
娘が最近ちびまる子ちゃんにハマっているので、そういえば「はまじ」は実在していて本を何冊か出しているなと思い出し読んでみた。『ちびまる子ちゃん』の登場人物のモデルになっている人達の話やインタビューはなかなかに興味深かった。さくらももことはまじは大人になってから交流があるわけではないので、さくらももこ自身の話もたくさん知ることができると思って読むと肩透かしをくらうかもしれない。はまじこと浜崎憲孝さんもちょっといろいろ強引だけど良いキャラをしているので確かにクラスにいたら楽しい人物だったのだろうなと感じた。2024/12/17
Shun
1
はまじ本人は文筆を生業としているわけではないため「いかにもプロの文章ではない」ことは明白なのだけど、それが逆に味として出ているし、さくらももことの思い出の章で延々とビートたけしとの思い出を書いてるのもツッコミどころになるんだろうなあと思った。個人的には高校を中退して18歳から5年間通信制高校に通っていたはまじの略歴に驚き。もう少しこのあたりのことを知りたい。2017/06/30
ココアにんにく
1
はまじって実在していた!すごいバイタリティと行動力、独特の発想。これだけ"おいしい"人をさくらももこさんは逃すわけはない。ゴーストライターの書いたきれいな文章ではなく自筆。行間からにじみ出てくる雰囲気が強烈だった。とくちゃんへのインタビュー。自分の出版した本に「すげえなぁ」と言われるとはまじは「長さで表すと、どんぐらいスゴイと思った?」と独特すぎる質問。とくちゃんは15cmぐらいと答えていた。かよちゃんとの会話もすごい。もう長い間テレビでちびまる子ちゃんを見ていないが、ひさしぶりに録画予約。2015/12/11
ぴよこ
0
ちびまる子ちゃんの実在する登場人物にインタビューしたことや、現在のはまじについてなど2017/01/07