内容説明
宝石のような美しい瞳をした、雪のように白い猫、スノウ。あるクリスマスイブのこと、スノウはきらめく夜景に見とれるあまり、サンタさんのそりから落ちて迷子になってしまい…?あたたかく、優しさあふれるストーリーと細部まで丹念に描かれた色あざやかな絵。宝物にしたくなる、クリスマス絵本決定版。
著者等紹介
ステイントン,スー[ステイントン,スー][Stainton,Sue]
出版社のアートディレクター。『サンタクロースのしろいねこ』は初めて書いた子どもの本。夫と三人の子どもとイギリスのデヴォン州に住んでいる
モーティマー,アン[モーティマー,アン][Mortimer,Anne]
猫を主人公にしたたくさんの美しい絵本やグリーティング・カードのイラストなどを手がけるイラストレーター。日本では『こねこのみつけたクリスマス』(ほるぷ出版)、『ねこがすき、くまがすき』(徳間書店)などが紹介されている。「王立細密画家協会会員」で、野生の生物や花の絵が専門、猫を描く現代の画家たちの中で最も優れているうちの一人と評され、その緻密で美しい絵に日本でのファン多数。画家である夫とイギリスのサマセット州に住んでいる
まえざわあきえ[マエザワアキエ]
青葉学園短期大学助教授。専攻は言語学。幼い頃から絵本が好きで、アメリカ留学中に英米児童文学に親しみ、以来すぐれた児童書の紹介に力を注いでいる。東京在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
123
小牧図書館。サンタクロースが飼っているのは目が緑色をした白い猫。クリスマスイブの配達に、ポケットに入ってついていった。途中ではぐれてさあどうなる。2014/11/24
ぶち
91
宝石のように美しい緑の眼をした、雪のように白い猫スノウ。なんて素敵な猫なんでしょう。そんなスノウが、クリスマスイブの夜、サンタクローのソリから落ちて迷子になってしまいます。落ちた街は、クリスマスをお祝いする飾りで華やかなニューヨーク。雪が降り舞う景色が華やかに描かれた絵がとっても綺麗です。でも、スノウは、見知らぬ景色に落ち着きません。街に溢れる偽物のサンタクロースを見つけるたびにがっかり。その様がかわいそうでもあり、かわいくもありました。最後はちゃんとサンタさんが迎えにきてくれて、ハッピーエンドです。2024/12/22
seacalf
64
2019年の年末は猛烈な忙しさで感想を書くのも二の次。アップするのがクリスマス後になってしまった。さて、この絵本、まずは白い猫スノウに胸がズキュン。こんな子がいたらめろめろやないか。絵の担当アン・モーティマーは「王立細密画家協会会員」で、野生の生物や花の絵が専門、猫を描く現代の画家たちの中で最も優れているうちの一人と評されてるとか、なるほど。お話自体は、もうちょっとひねりが欲しいけれど、クリスマスの街並みの美しさに見とれてしまう絵本の醍醐味を味わえる一冊。2019/12/28
yomineko@ヴィタリにゃん
63
読み友様からのご紹介本です📚雪の様に白いスノウ。どことなく飼い猫のソフィヤに似ている。サンタさんのそりから落ちてしまったスノウ!サンタさんを探し回るが見つけても「私のサンタさんじゃない😢」見つかるかな?スノウの大切はサンタさん。雪の降る夜を美しく描いた絵本でした📚2022/12/10
Natsuki
61
雪のように白い『サンタクロースのしろいねこ』、その名もスノウ。モフモフ感を感じさせる豊かな毛並みが美しい。サンタさんのソリからうっかり落ちてしまったスノウが出会うニューヨークのクリスマス?✨うっとり見惚れてしまいました?2017/11/23
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- 和書
- 津田真道全集 〈上〉