内容説明
ビッグオー、ショウタイム!記憶喪失の街・パラダイムシティで起きる連続殺人とアンドロイド失踪事件。それは、シティを襲う大いなる災厄の予兆だった!?シティ随一の交渉人ロジャー・スミスと彼が駆る巨大ロボットビッグオーは、シティを救うことができるのか?ロボットアニメの雄、サンライズが生み出したビッグオー、小説世界でもアァァークション。
著者等紹介
谷口裕貴[タニグチヒロキ]
1971年、和歌山市生まれ。龍谷大学文学部史学科卒業。2001年、『ドッグファイト』(徳間書店・刊)で第2回日本SF新人賞を受賞
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kouro-hou
21
「ビッグオー、ショータイム!」今更約15年も前のロボットアニメにハマってしまったのです。本気で円盤買おうかと悩んでいます。パイロットが大変忙しいタイプのコクピットが好みなのです。こちらはそのノベライズ。内容は作品前期に起きたオリジナルの事件と思われますが、発表が完結後なだけあって最後の謎に掠る部分も。最も謎だらけの作品なのでやっぱり謎は解けてません。主人公は交渉屋、ネゴシエイターのロジャーさんですが、説得が通じる相手ではないので今回も殴りますw 交渉のシーンもありますが今回は(も?)不発。原作が好きなら。2018/12/04
北白川にゃんこ
3
短いながらビッグオーの世界に迫る一作だった。確かにパラダイムシティの成り立ちを考えるとアンドロイドは世界のシステムなのかもしれない。2018/06/08
しじまいずみ
0
面白かった。こういう話も本編にありそうな作風だったのが個人的に好みのポイントである。オールオッケー万事解決ではない締め方もビッグオーらしいなと思った。2023/04/01