内容説明
探検家の両親が行方不明になって、おばさんの家にひきとられたアビー。ところが、その港町は、かつて光の魔法使いたちが何よりも大事にしていた「魔法の粉アイスダスト」の貿易港だった。いま、そのアイスダストは闇の魔法使いによってうばわれ、そのため人間界にも恐ろしい影響をおよぼしはじめていた。アビーは、謎の船長スターライトと、不思議な友だちスパイクといっしょに、伝説の魔法の粉をとり戻しに冒険の旅に出る。読みはじめたら止まらない、超一級のファンタジー・アドベンチャー。
著者等紹介
モロイ,マイケル[モロイ,マイケル][Molloy,Michael]
1940年12月ロンドン生まれ。美術学校で絵画を学んだのち、全国紙デイリー・ミラーの記者となる。これまでに大人向けのミステリーを何冊か書いている
内藤文子[ナイトウフミコ]
上智大学外国語学部卒業。英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りうかん
0
両親が行方不明になった主人公アビーと海からやってきた記憶喪失の少年スパイク、アビーの両親の友人である謎の灯台守が明かす町の真実とは。闇の魔法使いとの対決のため南極へと向かう主人公たちは両親を助けることができるのでしょうか。 正統派の本当の意味での子供向けのファンタジー児童文学です。最近の子供向けファンタジーって多少なりとも難解だったり、黒い部分を含んでたりするのですがそういう影を感じさせない良作です。ドキドキわくわく冒険もので最後は大団円。やや展開が駆け足的だったのが残念ですが、非常に楽しんで読破。2017/08/08
詩歌
0
表紙の女の子が可愛かったから読む気になったのに、記述と違う! 本名にコンプレックスをがある闇の魔法使いの総統って、ヴォルデモートみたい。2014/03/21
そら
0
サクサク進む。ブラックコーヒーが眠気覚ましに良いと知った2012/04/26
Theodore
0
進展が早いためさくさく読めるが、その分中身は薄いので大人にはちょっと物足りない。主人公たちが鯨を救おうとしている場面で、鯨肉かぁ美味そうだな、などと的外れなことを思ってしまった私はやっぱり日本人。 2011/03/30
ichi
0
ハラハラしました。ブラックコーヒーは眠気覚ましになるのかと思いました。2011/01/25
-
- 電子書籍
- 渡瀬昌忠著作集 第七巻 柿本人麻呂作歌…