内容説明
シュシュは、ちいさなロバの子どもです。こどもたちといっしょにしゃしんをとるのが、しごとです。ところが、あるひ、シュシュはおやつをくれた男の子のゆびを、まちがってかじってしまいました。たいへん、シュシュが、ろうやにいれられてしまいました。
著者等紹介
セニョーボ,フランソワーズ[セニョーボ,フランソワーズ][Seignobosc,Francoise]
1897~1961。フランス生まれ。1927年から1935年まで、フランスの出版社でイラストレーターとして働く。1937年より、ニューヨークにある出版社スクリブナー社で仕事を始める。「子どものころからおしゃべり好きで、人形や猫を相手にお話を作っては聞かせたり、聞いてくれる人ならだれにでも、喜んで話を聞かせました…」「5歳で初めて画材を手にしたときから絵を描き続け、紙がなければ壁にまで描いたものです」「戦争中も、何より絵を描くことでつらさを忘れることができました…」自らこう語るほど、絵を描くことを喜びとして生涯をすごした。ニューヨークヘラルドトリビューン紙賞、ニューヨークタイムズ紙年間絵本賞などを受賞
ないとうりえこ[ナイトウリエコ]
著書・編訳書『イギリス童謡の星座』『ねこねこねこがいっぱい』『まじょまじょおばけもいっぱい』(大日本図書)、『イギリス詩集もりにはいっぱい』『ゆめにはいっぱい』(架空社)など、イギリスの子どもの詩に関する仕事多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おはなし会 芽ぶっく
12
小学校での読み聞かせガイドブック プランニング遊』で、朝読書のプログラムが参考になったので、記録しておきます。3年生予備本 5~10分 ロバの子シュシュは写真屋さんで働いています。お客さんを背中に乗せたところを写真に撮るという仕事。シュシュもモデルってことでしょうか?(笑)写真を気に入るとお客さんは、シュシュに角砂糖をくれます。その日も小さいな男の子が角砂糖をくれた時、シュシュは男の子の指を噛んでしまい大騒ぎ、牢屋に入れられてしまいます…。2020/03/07
いっちゃん
12
荷物運ぶより、写真とられるお仕事の方がそりゃあいい。子供たちにも慕われて幸せそう。2016/06/29
シュシュ
12
まりーちゃんのフランソワーズの本。みんなに好かれていたロバのシュシュが、たった一度だけ、誤って子どもの指をかんでしまい、牢屋に入れられてしまう。でも、シュシュをかわいそうに思った子どもたちのおかげで、牢屋から出してもらえて幸せになれたという話。絵はかわいいけれど、ストーリーがしっかりしている。小学生に読みたい。2015/11/25
mntmt
11
こちらは、なんて優しいピンク!2020/11/04
二条ママ
5
次女6歳年長。図書館本。シュシュが悪いと思ったら、人間が悪かった。ロバの子シュシュは可愛かった。2022/09/15