トラッカー―インディアンの聖なるサバイバル術

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  • サイズ B6判/ページ数 385p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198612993
  • NDC分類 389.53
  • Cコード C0039

内容説明

森は生き物たちの足跡でいっぱいだ!トラッカーはそれらすべてを瞬時に識別する。グランドファーザーが伝えた“古来の道”に根ざすこのサバイバルの技術は、精霊に満ちた大自然へのまったく新しい魂の入口となるのだ―。

目次

ネイティブ・アメリカンの世界「用語解説」
最後の足跡
ネズミに聞け
グッド・メディスン・キャビン
泥沼
寒い訓練
夜を這う
ドッグ・ツリー
前兆
アメリカコガラのサバイバル
ジャージー・デビル
インヴィジブル・ウォーキング
本当に迷うということ
捕食者
霜解け
世界の終わり
森の守護者
ヘンリー・ディビッド・ソーローな夏
職人
クマへ平手打ち
イヌのならず者
捜索

著者等紹介

ブラウン,トム・ジュニア[Brown,Tom(Jr.)]
7歳の時にアパッチ族の古老ストーキング・ウルフ(グランドファーザー)と出会い、10年間サバイバルやトラッキングやアウェアネスの技術を学ぶ。さらに10年間アメリカ国内を放浪し、原野の中で生き延びる技術を磨く。27歳の時に、行方不明者のトラッキングを依頼され、見事に捜し出したことから名前が知られるようになる。1978年に、彼の経験を綴った『トラッカー』が出版され、トラッカー・スクールが設立された。それ以来、全米で最も大きなサバイバルの学校として、世界中から集まってくる人々に自然と共に生きる道を教え続けている。著書に『グランドファーザー』(邦訳・徳間書店)『ビジョン』『スカウトの道』などがある

斉藤宗美[サイトウヒロミ]
青山学院大学英米文学科卒業。オハイオ大学大学院国際関係学部修士。アチレア自然&サバイバルスクールを主宰。他に翻訳や雑誌などの執筆を手がける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トンボ玉

11
トム・ブラウンの本としては二冊目。やはり面白い分野の本ですし、様々に思考が飛びます。何よりも不思議なのはなぜインディアンの中にこのようなサバイバル術が伝承として残っていたのかということ。トム・ブラウンはギリギリ最後の伝承された人みたいですが。日本列島の先住民もまた狩猟採集の長い歴史がありますが、あまりに昔で伝承としても残ってません。柳田國男の「後狩詞記」やマタギの本を少し眺めましたが、狩りの技術的なことや山の神に対する信仰的なことの記述でしかないような感じです。思うところは多々ありますが書き切れません。2014/05/08

jeli

5
聖なるとか付くと、一見トンデモに見えてしまうのですが、違うと思います。得体の知れない自然を分解せずに触れるという、精神の技術といいましょうか。視野は広がりました。2010/02/17

カネコ

4
2014/10/23

晴柊のばあば

2
ネイティブアメリカンの伝統の方法で動物や行方不明の人の足跡を辿り、それがどんなふうに(気持ちやスキップしてるかとかうなだれているとか)動いていったかを追跡していく。今の通信機器に慣らされた私たちにはとても身につけられない技術。ストーキングウルフの温かく厳しい導き、友人リックとの成長と別れ。特に、ラストの大人の体をした5歳のトミー(本当は素晴らしいサバイバー)を見つけ出すまでののくだりは胸が熱くなった。2022/07/09

バーニー

1
★★★☆☆

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