内容説明
「たいへんだ!」観光客の女の子がふしぎな動物をわすれていった。とどけてあげようと、アフリカの少年メトはサバンナを走ります。ライオン、キリン、カバ…動物たちもメトのあとをおいかけ…。ひろびろとしたアフリカの自然をぶたいに、動物と人間を生き生きとえがいた、楽しい絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
魚京童!
14
大型食肉目としてのクマの地位にならライオンがいるしね。サバンナという環境では動きが敏捷である必要があるし。私もキリンの背に乗って走りたい。2018/03/17
紅花
13
主人公の男の子と動物たちがとても生き生きと描かれている。2016/01/20
花林糖
12
(図書館本)そうか、サバンナ(アフリカ)に熊はいないよね。市川さんの描く少年と動物達が可愛らしく、生き生きとした表情がとてもいい。(中古入手)2016/01/29
Cinejazz
10
〝ある日、ぼくの暮らすサバンナの村に、遠い国から観光客がやって来た。 “あとで、いろいろ思い出すため” に必要なカメラという箱で、ぼくたちを写して帰ったあとで、見慣れない動物が落ちているのに気付いた。赤いリボンの女の子が連れていた縫いぐるみだ。「返してあげなくちゃ❢」ぼくは、サバンナの動物たちの力を借りて、必死に追いかけた…〟広大なアフリカの大地を、少年と動物たちが駆け抜ける、純朴な優しさにあふれた<市川里美>さんの絵本。2025/04/10
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
8
アフリカのサバンナのまんなかの村に住むメトくん。ある日村にカメラマン?観光客のお父さんとその娘がやってくる。二人が帰った後、娘が大事に持っていた知らないどうぶつが落ちていたのに気づき、メトは彼女を追う。途中で出会う動物たちとの関りが楽しく羨ましい。みんなが知らないどうぶつはクマ(のぬいぐるみ)。キファル(スワヒリ語でサイ)のおじいさんが言った「そのクマは、アフリカにきた さいしょの クマってわけか!」が最高です!2023/08/15