内容説明
こうもりくんは、こうもりのくせにくらいところがこわくてたまらない。なかまのこうもりたちにからかわれて、いっしょけんめいへいきなふりをした。でも、がまんできなくなって、とうとうまちへにげだして…。こわがりのこうもりのようすを表情豊かにユーモラスに描いたスイスの人気の絵本。5さい~。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyanco
31
図書館で見つけた一冊。暗闇がこわいこうもりが、優しい少女・リサに出逢って勇気をもらうお話。ストーリーはベタなのですが、こうもりくんが何とも可愛い。子供のこうもりの翼は、バラ色で大きくなるとだんだんと黒くなる…っていうのが素敵。こうもりが主人公ってめずらしいよね。検索したら「こうもりのルーファス」を発見。こちらも探して読んでみたいと思います。2010/08/03
mntmt
13
こんなかわいいこうもりは、初めて見た!2015/06/20
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
11
登場する生きものがあまり人には好かれないものばかり(へび・もぐら・あめふらしなど)ですが、これが可愛いと思える生きものなら楽しくないおはなしになるでしょう。暗い所が怖くてみんなにバカにされるこうもりくんが、とても可愛く思えます。2020/05/23
遠い日
6
暗い所が怖くてみんなにばかにされる、こうもりくん。怖がりだからハネの色が黒くならない。そんなこうもりくんが出会った女の子リサから勇気をもらって、変わっていく。こんなふうに背中を押してくれる人がいれば、できないこともできるようになっていく。暗闇を克服する方法がすてき。2014/05/05
ヒラP@ehon.gohon
6
暗闇を怖がるコウモリがいてもいいじゃない。 臆病だけど繊細で、気が小さいけれどちゃんとリサとはお話できて。 仲間に馬鹿にされても、がんばれ。 リサに勇気をもらったコウモリ君、だんだん黒くなって仲間たちと同じになっていくけれど、ドラキュラにはならないで。 みんな、こうして大人になっていくのかな。 2012/06/28
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