内容説明
夜空にひときわ明るく輝く天狼星(ドッグスター)、シリウスは、自分たちの住む惑星の運命の鍵をにぎっている。そのように信じた古代エジプト人たちは、何世紀にもわたって失われてきたが、今再び見出されつつある神秘的で深遠な叡智の体系の保持者であった。この叡智の本質は何だったのか?それはどこから来たのか?その秘められた実践と信仰の意義は何だったのか?本書はこれらの疑問に答えると同時に、古代エジプト人たちとその広大な知の世界をスリリングに紹介する。
目次
第1部 エジプト(エジプト文化の起源とその変則性;先王朝時代の遺産;古代エジプトの神々;シリウスと「付加された五日間」に祀られた五柱の神々 ほか)
第2部 シリウス―形而上学(シリウス魔術;シリウス系の女神たち;オシリス、ホルス、セト;象徴、癒し、科学 ほか)