内容説明
「レジーが とまりにおいでって。うれしいなあ!ともだちのうちに とまるのなんてぼく はじめてだ!」最初は、おとまりが、楽しみで楽しみでたまらなかったアイラですが、おねえちゃんにちょっぴりおどかされて、だんだん心配になってきました。さて、おとまりの夜、アイラは…初めてのおとまりには、不安がつきもの。そんな子どもの気持ちを見事に描き、多くの子どもたちに読みつがれているアメリカのロングセラー絵本です。5才から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kiisuke
26
はじめてのおとまり。アイラは迷っています。大好きなぬいぐるみのタータを連れていこうか、どうしようか…。ひとりでおとまりすることへの不安とお友達に対するプライドの間で葛藤する成長の途中にある子どもの気持ちが伝わってきて愛おしい。ホッと安心できる嬉しいオチは『ネタばらし』したいところですが、がまんがまん…^ - ^ところで『ワニのライルシリーズ』でもお馴染みのこちらの作者、子どもたちの豊かな表情がチャールズシュルツの描くピーナッツシリーズにどこか似ていると感じるのは私だけかな^ ^アメリカのロングセラー絵本。2015/06/07
しぃ
20
かわいい。まだ甘えたいけど、外では格好つけたい、そんな微妙な年頃の男の子のお話です。男の子同士ってまた独特にかわいいなあ。2018/07/06
mari
13
おとまりの前に子どもに読んであげたい、とっても可愛い本!ぬいぐるみ、お友達も同じで、安心して眠る姿が微笑ましい。2014/08/27
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
9
初めてのお泊り、くまのぬいぐるみを持っていきたい気持ちと、恥ずかしい気持ちがいったりきたり。子どもの嬉しさと不安が良く分かる。2018/10/14
ゆ
7
久々のヒット絵本。いつもくまのぬいぐるみと寝ている男の子が、友達の家に泊まりに行く時にくまを持っていく持って行かないを家族とやりとりする。気持ちを逆なでするお姉ちゃんと意地を張る男の子の構図がリアル。くまを持っていくか聞いても話をそらす友達だが、彼も実はくまと寝てるというオチ。 えっフーフーちゃん? がわが家の流行語に。2018/02/14