内容説明
組織強化のバイブル。戦国時代、秦を最強国家に変革し、始皇帝による天下統一のいしずえを築いた商鞅。小を大に、弱を強に転ずる冷徹・苛烈な「変法」のエッセンス。
目次
第1章 改革
第2章 政治
第3章 統治
第4章 兵法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
toutong
1
ドラマを見終わってからすぐ読んだ。人民からすべてを取り上げて農業せざるを得ない状況にして、たまった力を戦に使うという超シンプルな主張だった。多分人民から貴族までむちゃくちゃ反発あったと思うけど、殺されるまでやりきった商鞅はすごいし、それをずっと支持できた孝公はもっとすごいね。2014/12/25
らまだ
0
あれだ。すっごい前に卒論書く参考にした。何処かにしまってるので、探し出して、再読したい
AK
0
完読できていないが、まとめると民は農耕と戦で功を立て、厳格な賞罰制度で富国強兵と目指す。史記では司馬遷に辛口評価をされていますが、孝公と共に貧しい西方の蛮国扱いされていた秦を、20年足らずで強国へと生まれ変わらせた実績は目を見張り、法治国家の先駆者としても人類的に非常に革新的だと思います。彼を後々処刑した恵文王も法だけは残し、しっかり守られた事が嬴政による天下統一へと繋がったのではないでしょうか? ただメリトクラシー的な思想なので、制度上どうしても報われない人たちが出てきてしまう政策だと思います。2024/05/08
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