内容説明
ある朝、目が覚めてみると、窓の外にはきらきら光る海がひろがり、庭にはえている大きなかしの木は、ほんものの海賊船になって、すぐにでも出帆できるようにまっているではありませんか。見慣れた街を通りぬけ、さあ、冒険のはじまりです。5歳以上向き。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
2
大きな古いカシの木へのオマージュ。大きな木の最後の時間を彩ったエミリーの夢想は、木にとってもいい夢だったに違いない。海への航海、冒険、勇壮な夢を胸に木は旅立った。そしてまた、巡る命が愛おしい。ベックの海の描き方に日本画への憧れがのぞく。2014/01/28
猿田彦
1
姉のエミリーと弟のジャックの暮らす家の庭には古い大きなかしの木が有りました。ある日かしの木のあったと所は海になっていてそこから船で冒険に出ると言うお話です。絵は美しくとても素敵です。でも、庭が海になっていてと言うお話は東日本大震災を経験していなくても知っている私には恐怖でしかありません。震災の映像を見ていない6歳の孫は、何時ものお話の通り楽しんで読んでいました。2024/01/25
timeturner
0
北斎の波が描いてみたかったんだね。2012/10/02
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