内容説明
極道温泉へようこそ。実力派が笑いと哀愁で紡ぐ愛と涙の傑作・極道ファンタジー巨篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころりんぱ
49
今回は警察御一行様とヤクザ御一行様が同宿してしまって、てんやわんや。刃物や鉄砲が出て来て、殴り合い蹴り合い、DVも虐待もあるけど、全く痛みを感じさせない面白おかしい文章。そこらへんは深く考えずに読んで行くと、時々味のある話ほろっとするような話が出てくる。娯楽の極みだなぁ。極道かぁ。それぞれの道を極めた人たち。今回は万年おまわりさんのナベさんが良かったなぁ。2014/07/12
しょこ
43
紅葉色付く奥湯元の通称プリズンホテル。今宵の宿泊客はひょんなことで警察官の慰安旅行と、ヤクザの壮行会が被ってしまう!厳かなヤクザたちと、呑んだくれ本日は無礼講!でぐっだぐだな警察官たちの対比が面白い☆そこは…襖一枚隔てただけの大宴会場…何も起こらないワケがない。笑。従業員たちの人間模様も興味深く楽しく読み進めた。“あたりまえのホテルマンのできることは、せいぜい一泊二日の幸せだ。だが、花沢。おめえは人の一生を幸せにする”ホントいいホテルだ。泊まりたいかは別だけど(^_^;)花沢支配人だけじゃなく、↓続2017/02/25
maxa
42
今回プリズンホテルに宿泊する団体は、マナー最低で酒癖の悪い東京桜親睦会。予約するときには嘘をついたけれどなんと警察の方々。もちろん任侠従業員たちにとって顔見知り。しかもタイミングの悪いことにもう一組任侠団体も宿泊予定。悶着あり、発砲事件ありでドタバタしながらも、心のこもったおもてなしにより心温まるお話にまとまるのであります(笑)。今回もカタギであるはずの支配人の見事な客捌きには惚れ惚れ。「タキシードを着た極道でございます。ホテルマンという男の道を極めようとしている、一人の極道でございます」かっちょええ〜!2022/08/15
ASnowyHeron
25
何といっても設定が粋だ。ドタバタしていたり、ほろりとさせられたりの娯楽小説で、おもしろい。2016/06/04
さく
20
支配人は言った。「タキシードを着た極道でございます。ホテルマンという男の道を極めようとしている、ひとりの極道でございます」 かっこいー!支配人、やる時はやる男!そしてそのボンクラ息子は素直で可愛い。だんだん登場人物が好きになってきた。2020/03/25