わが父・ 小平 〈2〉 新中国誕生への道

わが父・ 小平 〈2〉 新中国誕生への道

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  • サイズ B6判/ページ数 434p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198600761
  • NDC分類 289
  • Cコード C0022

内容説明

いま世界を動かすキー・パーソンの一人、〓小平・氏の生涯は中国革命とともにあり、押しも押されもせぬ中国革命の生き証人である。本書は、三女の毛毛女史が長征から新中国誕生までを、革命に献身した人々の回想や折々父が著者に語った言葉をもとに綴った激動の中国現代史である。さらには、自らを語ることの少ない父に代わって娘が著した“自伝”ともいえる。〓小平の人間像と革命中国の歩みが見事に浮き彫りにされた歴史ドキュメント。

目次

長征の序曲と遵義会議
紅軍は長征の苦難も恐れず
西北の黄土高原で
西安事件の前後
抗日戦争に向かう
第一二九師団政治委員
私の外祖父・浦在延
浦瓊英から卓琳への道のり
太行山で
苦難に満ちた歳月〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

17
前半生で終わりましたがなかなか興味深い本です。長征の話は実態を表しているように感じ、面白かったです。また、抗日戦より対国民党がメインなのも経験談らしい実情を表しているように感じました。鄧小平は巨人の一人だと思っていましたが、人となりはほとんど知らなかったので読みごたえがありました。2021/03/13

Mr.deep

1
中華人民共和国成立まで。鄧小平伝のここからが面白くなるってところで寸止めされてフラストレーションが凄い2024/10/05

藤沢奈津子

0
私が実際に読んだのは藤野彰翻訳の中央公論新社版でした。エズラ・F・ヴォ―ゲルの鄧小平に対して、本書は鄧小平の娘さんが著者なのですが、前書が網羅的な記述に終始しているのに比べ、家長であると同時に政治家である鄧小平の姿を臨場感をもって感じさせる内容になっております。これを読むと「天安門事件」には全く違った視点が存在することが感じられます。「趙紫陽極秘回想録 」と合わせて読むことで中華人民共和国が内蔵する複雑な事情に思いをはせることが出来ます。安部・麻生等を選任する「民度」の低さを心底から思い知らされます。2020/07/12

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