内容説明
今、「相対論」を共有の知的遺産とする私たちみんなが、アインシュタインによって試されようとしています。常識・感覚による反論から、理論式の欠陥の指摘、最新の実験結果が示す反証まで、21世紀に向けて、本書は現代物理に発展的修正を強く迫っています。
目次
常識をもって相対論を考え直す
相対論は崩壊する
エーテルと新しい非対称重力理論
相対論を打ち砕くシルバーハンマー
一般相対論と量子力学の概念的矛盾
時間と時刻を混同している相対論
世界線の屈折と光速度不変の原理の見直し
相対性理論のどこがおかしいか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ayanarinayana
0
一般相対性理論はマックスウェルの電磁方程式のアナロジーからニュートン力学を場の方程式に書き換えたもの。ニュートン力学を光速によって狭めただけで、さまざまな奇怪な現象を数学的トリックによって生み出した。実証するための数学的展開はガリレー変換やニュ-トン力学に移行するようにもっていかなければならなかったのは、相対性理論そのものに物理学的意味がなかったから。ボーアはじめ多くの科学者が疑問を持っていたことも事実。 「いかなる座標系でも光速は一定である」という仮説。これで墓穴。ゆっくりお休みください。