内容説明
今より少しだけ未来の202X年。小学生の間では、ウェラブルコンピューター“電脳メガネ”が大流行していた。この“メガネ”をかけると、必殺技を手に入れたり、電脳ペットを飼ったり、子どもたちだけのとびきり刺激的な秘密の遊びをすることができるのだ。ただし、“メガネ”を楽しめる時間には限りがあって…。不穏な空気に包まれる大黒市で、“信者”たちによって「女王」として祭りあげられていくイサコ―。裏で糸を引いているのは、大黒小学校の優等生、イイジマだった。彼女の狙いは何なのか!?そんな中、イサコの過去に関する噂がネット上をかけ巡り、その発信源である“三人組”のうちふたりが、何者かに“メガネ”を攻撃される。不安にさいなまれるヤサコは、イサコをとりもどすためのある計画を実行する。
著者等紹介
宮村優子[ミヤムラユウコ]
東京都生まれ。脚本家
磯光雄[イソミツオ]
愛知県生まれ。アニメーター。劇場作品『おもひでぽろぽろ』などを経、『エヴァンゲリオン』では原画のみならず設定や脚本を担当。劇場作品『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』、『BLOOD』にも参加し、TVアニメ『ラーゼフォン』では、第15楽章の脚本・演出・絵コンテ・撮影をこなし、世界構築できるクリエイターとして注目を浴びる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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hoguru
2
息子11歳1人読み
Miki Shimizu
2
図書館本。読み終わった。登録する前に返してしまったので、あらすじも忘れちゃった。2018/09/30
tenma
1
アニメは全然見ていないのだが、公式サイト等見ると、ストーリーが大分違うよう。見ても見なくても小説をよむのに困らないが、機会があれば見てみよう。しかし、NHKのアニメのノベライズは、この作品にしろ、「サムライセブン」にしろ、何となく不遇。2013/05/04
ゆきだるま
1
京子がなんでイサコを気に入ってるのか気になる。(浴衣のこともあるだろうけど)イイジマさんどんどん怖い2011/08/04
もっち
1
再読 ハラケンの語る食べ物の話、ゆきりんが語るおしゃれや身だしなみ…「信者」たちの見失っている現実感覚 そしてイイジマさんの語る、あまりにも生々しい「支配」の話 しかし何という百合三角関係2010/08/14