内容説明
「まさか…レギウス…!」レギウスが立っていた。腰帯のない亜麻布の寝間着をまとった姿は、寝台にいたときの格好だ。波打つ髪を背中にたらし、手には長剣をたずさえている。駆け寄ろうとしたシフの足は、だが異様な気配におしとどめられた。息が詰まるほどの緊迫感。まじりっけのない殺気だった。レギウスの魂を求めて彷徨うシフ。突然登場したレギウスそっくりの人物は…。
感想・レビュー
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詩歌
2
浦島太郎は亀を助けて玉手箱を貰った。シフは…。2014/05/21
すがはら
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レギウス目覚めて良かったけど、ユリウス出てこなるのは残念。とうとうキリスト教がらみの霊だか何だかにまで関わってしまったシフ。シフにとってさえ、キリスト教の神はどこか絶対的なものなのですね。この時代のキリスト教の勢いはそういうものかもしれませんが、それ以外の存在や力に触れていたシフなのだから、もっと違った感覚を持って欲しかったかな。アスパシアが徹頭徹尾バカっぽい勘違いお嬢様だったのが悲しいです。2016/12/20
punto
0
追記。2009/11/01
ピンク
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なんか毎っ回、悪魔の手先だー!って勘違いされるよねー…まあ、何にせよ、とりあえず一件落着して良かったねぇ。2011/05/03
pomme
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☆2010/12/21