内容説明
アラビア半島の北部に広がる不毛の岩石砂漠地帯、シリア砂漠の一角。しんと静まり返った夜の中に、突如閃光が膨れあがった。一瞬にして、巨大な火球が現出する。熱波と衝撃波が地上を襲い、轟音と共に爆風が、建造物と砂礫とを舞い上げる―CNNが伝える画面に「我らの大統領は、必ず、イスラエルとアメリカに復讐するだろう」「聖戦」の巨大なシュプレヒコールが谺した。香港啓徳空港では、火性の聖獣朱雀が黄龍こと工藤秋生がイスラエル航空に搭乗したことを突きとめた。空前のスケールで贈る人気シリーズの完結篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵美
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【アラビア半島の北部に広がるシリア砂漠。その一角に突如閃光が膨れ上がった。イスラエルがイラクへ核攻撃を行ったとして、世界が“悪夢”へと姿を変える中、拉致された秋生は各国の思惑の間で翻弄されてゆく…。】シリーズ最終巻。始源の龍の見る夢は、どんな結末を迎えるのか。 “世界の真実”を知ったシャロンは「あの行動」に出たけど、私だったら…聞かなかった事、知らなかった事にして、そのまま何事もなかったかのように生きていくんじゃないかな。それこそ、あれは夢だったんだ…って……。2014/03/22
浅葉
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所有
末森咲夜
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【S図書館蔵書】2000/03/20
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