内容説明
ワシントンDCのアメリカ中央情報局―通称ラングレーといわれる場所、内部の人間がカンパニーと呼ぶ組織でシロン・リーは、サダム・フセインの動向にくぎづけになっていた。八月二日、この日、中東の軍事大国イラクが隣国クウェートへ電撃侵攻した。国連は無条件撤退決議を採択したが、中国の〓小平はどう出るか。そのとき、衛星の傍受した通信をパソコンの画面が打ち出してきた。クウェート侵攻直前に起きたチベット騒乱で、ラサの軍と公安が手配した若い東洋系の男の顔だ。その頃、香港の工藤秋生は。傑作完結篇 上。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵美
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【8月2日。この日、中東の軍事大国イラクが隣国クウェートへと侵攻を開始した。その動向に注視していたCIAは、侵攻の直前に起きたチベット騒乱で、ラサの軍と中国の公安が手配した青年…秋生の存在を知り、彼を確保するべく香港へと乗り出す。】この小説が書かれた頃は、今と比べるとPCもネットもあまり身近ではなかった(というかワープロ時代)。それでも、口伝と書しか情報伝達の術がなかった時代とは違い、1度放たれた情報は回収が難しく…。“黄龍”の存在のみが独り歩きする中での尹虎嶺のアレは、当時は悲しかったなぁ…。2014/03/19
浅葉
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所有
末森咲夜
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【S図書館蔵書】2000/03/18
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