感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gamemaker_K
7
2010年3月1日~2011年12月31日連載分のSEQ4483~5135を収録。2009年11月22日からだから、およそ4か月の休載だったのか。とにかく、連載再開のお知らせを目にしたときは嬉しかったな。ファミリーのどたばた喜劇の中、そこここに見られるちょっとした家族愛的コマに、深い癒しを得る。あとは野球部ネタと会社ネタはそこだけスピンオフさせてほしいくらい完成度の高い世界だ。…この時期といえば、あの震災か。もう10年以上経つのに、今もなお、何も揺れてないのに揺れてる、地震だ、と思うときがあるのだ。2022/08/19
Gamemaker_K
5
吉川ロカシリーズの復活を切に望む。まったく誰だ、吉川ロカシリーズに文句つけたのは。マンガに文句つけるとは本当に大人げない。・・・あと、富田月子シリーズももう一度。あのままだとのぼる君があまりにかわいそうな感じ。2012/12/09
印度 洋一郎
3
2010年春から2011年の末までの巻。この巻から人物紹介が一気に増え、ののちゃんワールドが広がりを見せていく。何と言っても、前巻から登場したロカちゃんとクールビューティーなマネージャーの美乃ちゃんとの凸凹美少女コンビの存在感がどんどん増す。そして中学の野球部では、男前の野球少女島田さんに恋する奥手なオカダ君との悲喜こもごもの日々。他には、従来のいしいキャラのデザインを踏襲したののちゃんの従姉ねねちゃんもなかなかかわいい。いしいキャラの女性について、こんなに語れるとは思わなかった、というのが正直なところ。2024/12/24
ダリア
2
再読。ロカちゃんはこの巻でプロデビュー。退場の際はこんな感じのような。私はロカちゃんと美乃さんのコンビはすきだったのだが。作者によると朝日新聞のコアなファンには受けが悪かったとか。いままでのいしい ひさいち漫画にはないキャラデザだったし。大体、ファド歌手がマイナーな?私はこの漫画で知ったものだ。とはいえ、ロカちゃんはその後に里帰りライブとかして帰ってくるので作者には気に入られているのではないかしら?2018/11/18
ダリア
2
学校の成績に直結しないかもしれないが、私は夏川塾が好きだ。シベリアの自然に詳しくなったり、数学の歴史を知ったり。本来の学問に近い気がするのだけれど。塾というスタンスではくクラブとしてなら最高と思うのだが一部意見だろうな。おまけでは藤原先生の作家話であって面白い。藤原先生メインの”女(わたし)には向かない職業”も面白かったもの。タイトルから作者は推理小説好きと思われる。コーデリア・グレイだよね、これ。2018/02/23