徳間文庫<br> 風の呪殺陣

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徳間文庫
風の呪殺陣

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784195994528
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

天下布武をとなえる織田信長は元亀二年、ついに比叡山に攻め込んだ。僧俗3000とも4000ともいわれる酸鼻を極めた大殺戮であった。大阿闍梨・詮舜を師とあおぐ修行僧・昇運は、阿闍梨への道をたたれ、立山にこもって大魔王信長を呪い殺さんと呪殺行に入る。一方、この戦乱で両親と妹を失った山門公人衆・谷ノ坊知一郎は、伊勢一向一揆に身を投じ、信長殺害に青春のすべてを賭けた。傑作時代長篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

エヌ氏の部屋でノックの音が・・・

11
1992年 1月15日 初版。。。いよいよ隆家一郎さんの作品も終わりが近づいてきた。一応形としては完結となっているが、どうも物足らない。2021/06/08

hirayama46

4
信長による比叡山焼き討ちを起点に、二人の僧と傀儡子という一種のやくざものになった若者の三人を描いた長編。仏教における価値観の問題から改稿される予定だったそうですが、作者の急逝により果たせず、初稿のままで流通しております。その所為かはわかりませんが、完結はしているものの紙幅が足りていない印象があるのが惜しいですね。三人それぞれの話と歴史的事実を描くのに文庫にして250ページ強ではちょっと厳しかったかもしれません。2020/07/29

ツカモトカネユキ

4
信長の石山本願寺焼討ち前後から本能寺の変までを舞台にした作品。未完ですが、終わり方に不自然さはありません。ここで信長は、人智を超えた悪魔、魔王として君臨します。絶対的な悪役として登場します。タイトルの通り、主人公が呪殺を行う流れですが、断片的な登場で、脇役二人のほうが、どちらかというと生き生きと描かれます。舞台が「村上海賊」と少し被って信長の描かれ方にも興味がわきました。。最近では、信長に対する見方の変化があるので、今までの通り一辺倒な姿でない物語が今後、描かれるかもしれないと思いました。2019/05/09

4
平成最後の新年の初読み本は…これ! 比叡山焼き討ちによって運命を狂わされた若者たちを描いた戦国伝奇小説。全二百四十ページ程度の短めの長編小説で、最初の八十ページは比叡山焼き討ちを迫力たっぷりに、残りの百六十ページは、三人ぞれぞれのその後の人生が点景のように描かれるという構成。冒頭では御廟が鳴動を始めるし、髑髏に舌が生えて読経するしで、想像以上に伝奇空間であります。織田信長の描写がいかにも昭和的で、現代の目には違和感があるかも。それにしても比叡山の山徒(僧兵)の持ち刀が三条宗近に菊一文字って…。星4つ。2019/01/02

Berlin1888

4
比叡山焼き討ちを発端に織田信長によって人生を狂わされた男たちを描く、「民衆の側」から見た織田信長の天下布武。『影武者徳川家康』と同じく本願寺一向一揆にたいへん力が入っているんですが、その分、他のパートは割りを食った感じで著者の狙いがイマイチ定まらず。せっかく本能寺の変まで描きながら、明智光秀の扱いが軽かったのも拍子抜け。ヘビー級作品が多い隆慶一郎氏の長編では比較的薄めなので、合間に補完的に読むのがいいかも。2018/02/18

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