内容説明
女優・中村メイコの母、作家・神津カンナの祖母“おチエさん”が綴る痛快半生記。「神津のチエちゃんを知らねえか!」とばかりに元気がよかった少女時代、築地小劇場の女優を経、ナンセンス作家・中村正常と結婚。その後、筆を折った夫に代わり、大車輪で働き,娘メイコを女優に育て上げ、いまもなおショートカットにファッショナブルな服とおしゃれ心を失わない“おチエさん”。その人生はいつもまっしぐら。
目次
プロローグ 笑って泣いて働いた
1章 母に教えられたこと
2章 私の青春
3章 メイコとともに
4章 戦争前後を明るく生きた
5章 メイコの親離れ
6章 充実した日々
7章 第二の人生
エピローグ 草花たち