徳間文庫<br> 細谷十太夫―からす組〈下〉

徳間文庫
細谷十太夫―からす組〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784195990261
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

奥州鎮撫軍参謀・世良修蔵の暗殺にふみ切った仙台藩は開戦を余儀なくされた。親友を斬り、仇とねらわれる身の細谷十太夫は、討たれる覚悟を決めていたものの、戦雲急を告げる今となっては決起するしかなく、百姓・町人、さらには渡世人を糾合して一隊をつくった。その神出鬼没の戦ぶりに官軍は恐怖におとし入れられた。十太夫の肩に鴉がとまっているために、彼らはからす組と呼ばれた…。時代大作完結篇。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぎすけ

3
大佛次郎版からす組。どこかの本にあったが、早乙女貢、子母澤寛、村上元三の3方も細谷十太夫を描いているが(童門冬二氏の短編?もある)、一番線が細い感じが否めない。しかし、この話ができた時代を考えると史実に近いのはこの人物像なのか。幕末を描いた小説で、坂本龍馬や土方歳三など、ある程度人物像が出来ている有名な人と比べ、定まってないなと感じる。2013/05/19

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