徳間文庫<br> 兵法柳生新陰流

徳間文庫
兵法柳生新陰流

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  • サイズ 文庫判/ページ数 542p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784195988732
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

関ケ原前夜。太閤亡き後、天下人の如く振舞う徳川家康を憎み、治部小輔三成は刺客として柳生石舟斎の嫡男厳勝の子、兵庫介利厳を送る。一方、徳川方も石舟斎の次男又右衛門宗矩を身近に配していた。折から、「能吏」三成を嫌う武辺の加藤清正、福島正則は三成要撃を画した。三成は意表をつき、家康の許へ逃れた。新陰流柳生四代―石舟斎、但馬守宗矩、兵庫介・十兵衛三厳、連也斎の策謀と暗闘を描く十三篇。

目次

村越三十郎の鎧
兵法流浪
無刀取り
新陰崩し
刺客
曙に野鵐は鳴いた
火と剣と女と
居斬り
無明斬り
秘し刀霞落し
少年連也と十兵衛
柳生連也の伜たち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズマヨ

2
解説に「柳生十兵衛が隻眼という描写がない」とあるものの表紙センターで思い切り眼帯の十兵衛がドヤ顔しているので正直反応に困りましたが、著者も解説者もイラストレーターにも罪はない、不幸な事故だったと思うことにしました。 内容としては仲良く真っ黒な石舟斎・宗矩親子が微笑ましく、十兵衛メインの話はなんだか大藪春彦が読みたくなるようなハードボイルドな感じがして面白かったです。尾張柳生はめんどくさいなー、と思いました。2013/12/19

gern

1
柳生石舟斎、宗矩、十兵衛、連也たちを主人公とし、時系列順で語られる柳生サーガ。連也だけ尾張柳生なので若干浮いてる。強い宗矩、善人とはいえない十兵衛など、今の通念とは違ってて新鮮。右手を斬られた抜刀術の達人、溝呂木主水正が左手一本で逆手抜刀術を編み出して辻斬りしまくる「無刀取り」が面白い。2014/01/14

冬至楼均

1
柳生尽くし。「兵法流浪」で上杉家の領地が間違っているのが妙に気になった。2013/12/20

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